京都市山科区に勧修寺(かじゅうじ)というお寺があります。
このお寺は、春になると桜が見頃を迎えるのですが、近くに有名な醍醐寺があるため、意外と穴場になっています。
なので、比較的、参拝される方が少なく、落ち着いて桜を観賞することができます。
拝観受付までに咲き具合がわかる
勧修寺の桜が見頃になっているかどうかは、庭園に入る前に知る方法があります。
拝観受付へと続く道の脇に植えられた桜の咲き具合を確認すれば、庭園の桜の状況がわかるのです。
私が訪れた時は、大体五分咲き程度でした。
これくらいなら、庭園の桜も十分に楽しめるでしょう。
拝観受付で拝観料400円を納めて、いざ庭園へ。
氷室池越しの観音堂の眺め
勧修寺の庭園には、氷室池(ひむろのいけ)という池があり、その奥には山がそびえています。
庭園内の桜は五分咲きから八分咲きといった感じです。
お坊さんの像を取り囲むようにたくさんの桜が花を咲かせています。
この日は、雲ひとつない青空が広がっていました。桜の観賞に最も適した天気ですね。
庭園の桜の多くは、観音堂を囲むようにして植えられています。
上の写真では、あまりよくわかりませんね。
観音堂を囲むようにして桜が咲いている写真を撮影するのに最適な場所は、氷室池の奥です。
下の写真は、その場所から撮影しました。
さらにズームで撮影。
これなら、観音堂が桜に囲まれているのがわかるでしょう。
勧修寺に訪れている方の中には、氷室池越しに観音堂の絵を描いている方が何人もいらっしゃいました。
また、氷室池の前の芝生には、いくつかベンチが置かれており、そこからのんびりと池を眺めることもできます。
氷室池は、夏になるとスイレンが見頃を迎えるので、その時期に訪れるのもおすすめです。
勧修寺の拝観後に訪れたい八幡宮
勧修寺の桜を満喫した後は、近くの八幡宮にも立ち寄ってみましょう。
その前に勧修寺の拝観受付付近から青空を撮影。
これだけすばらしい青空は、1年のうちで何度も見れるものではないですね。
八幡宮は、勧修寺から5分ほど歩いた場所に建っています。
本殿の脇には、数本の桜が植えられています。
見頃は、勧修寺の桜とほぼ同じ時期なので、勧修寺の桜を観賞した後は、ぜひ八幡宮の桜も見に行ってください。
なお、勧修寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。