随心院の小野梅園2011年3月15日の状況

京都市山科区の随心院では、3月だけ境内の小野梅園が公開されます。

小野梅園の特徴は、薄紅色の「はねずの梅」が多数植えられていることです。

通常の梅は、2月から咲き始めるのですが、はねずの梅は、遅咲きのため3月から咲き始めます。

3月15日、そろそろ見頃に近付いているであろう「はねずの梅」を観に随心院を訪れました。

はねずの梅はつぼみだらけ

随心院は、地下鉄小野駅から東に10分ほど歩くと到着します。

目当ての小野梅園は、総門をくぐった右手にあります。

梅園の外からでも、咲いている梅と咲いていない梅の差がはっきりとわかりますね。

どうやら全体的に三分咲きといった感じです。

小野梅園入り口

小野梅園入り口

梅園の入り口で拝観料を納めて入園。

入ってすぐのところに「名勝 小野梅園」の石柱があります。

梅園内

梅園内

まずは、はねずの梅がたくさん植えられている辺りに行ってみました。

目の前には、真っ赤なつぼみをびっしりとつけた梅の木がたくさんあります。

どうやら、はねずの梅の見頃はまだまだ先のようですね。

つぼみだらけの紅梅

つぼみだらけの紅梅

紅梅の中で、花を付けていたのは下の写真に写っている梅だけでした。

小さな紅梅の花

小さな紅梅の花

写真だとわかりにくいですが、この紅梅の花は、人差し指の爪ほどの大きさしかありません。

紅梅以外の梅は見頃

はねずの梅が、つぼみばかりだったのは残念でしたが、それ以外の梅は見頃を迎えていました。

この日、一番きれいに咲いていたのは、下の写真に写っている薄いピンク色の梅でした。

花が非常に大きいです。500円玉よりも大きいですね。

大きな薄いピンク色の梅の花

大きな薄いピンク色の梅の花

下の写真の白梅は、もう少しで見頃を迎えそうです。

先ほどのピンク色の梅に比べると花は小さめですが、枝に密集して咲いているので、ボリュームがあります。

花は、ややピンク色です。

ややピンク色の白梅

ややピンク色の白梅

やや黄色い白梅も、もう少しで見頃を迎えそうですね。

やや黄色い白梅

やや黄色い白梅

小野梅園には、上で紹介した梅以外に枝垂れ梅など、様々な種類の梅が植えられています。

梅園内の梅を隅から隅まで、じっくりと観察していると、ピンク色と白色の花を咲かせている梅の木を発見しました。

赤と白の花が咲く梅の木

赤と白の花が咲く梅の木

上の写真の左側がピンク色、右側が白色です。

1本の木に2色の花を付ける梅の木が存在するんですね。

下の写真の梅も変わっていて、幹の近くに集中して白い花を咲かせています。

幹の近くに咲く梅の花

幹の近くに咲く梅の花

遠くから見ると、まるで白いキノコが生えているようですよ。

一通り、梅園の梅を観た後は、山を背景に梅園全体を眺めてみました。

梅園全体

梅園全体

やはり、全体的につぼみが多いですね。

おそらく見頃は、3月20日以降になるのではないでしょうか。

なお、随心院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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