京都には、梅の名所がいくつかあります。
その中でも、上京区の京都御苑内の梅林は、比較的多くの梅の木が植えられています。
京都御苑内に入るのに入場料は必要ないので、京都でお手軽に梅を観賞しようとお考えの方には、おすすめの場所です。
私も2月21日に訪れたのですが、全体の1割程度しか梅の花は咲いていませんでした。
つぼみだけの梅から見頃に近い梅まで多種多様
先ほど、咲いている梅は1割程度と書きましたが、全体が一分咲きということではありません。
梅林全体の梅の木のうち、花が咲いている梅の木が、1割程度ということです。
つまり、10本あれば1本だけ花を付けているという状況ですね。
下の写真は、梅林の一画を写したものですが、左端の木を除き、ほとんとの梅が開花を待っている状態です。
このような状況だと、花を付けている梅の木も、まだつぼみだらけなのではないかと思ったのですが、意外にも見頃に近いものを発見しました。
上の写真に写っている梅の木の周りでは、たくさんの人が写真撮影をしていました。
私も近くで1枚撮らせていただきました。
ピンク色の花がたくさん咲いています。つぼみも膨らんできており、そろそろ咲きそうです。
この日、一番たくさんの花を付けていたのが、上の梅の木でした。
他にも、たくさんの花を付けている梅はあったのですが、それでも五分咲きといった感じです。
下の写真は、梅林の南側にある紅白の梅です。
どちらも三分咲き程度ですね。
ピンク色の梅は、なんとなく花が乾燥しているように見えました。
つぼみがたくさんあるので、これからもっと花が咲きだすのでしょうが、少し元気がないように感じます。
逆に白梅の方は、花の数は少なかったのですが、生き生きとしているように見えます。
まだまだつぼみがたくさん残っているので、これからさらにきれいな花を付けそうですね。
梅林の梅を観賞し終えた後は、京都御苑の南側の出口へ。
その途中、閑院宮邸の少し北に2本の梅の木が花を付けているのに気付きました。
赤い方の梅は、まだまだですが、白梅は見頃です。
白い梅の花が夕日に照らされて、より真っ白に見えました。
この日の梅林の状況から予想すると、見頃は3月上旬になりそうですね。
ちなみに梅林の北側にある桃林は、どの桃も枝につぼみが付いている状態でした。
桃の開花は、まだまだ先のようですね。
訪れるタイミングが良ければ、梅と桃を同時に楽しめそうです。
また、京都御苑の北側の近衛邸跡の糸桜は早咲きなので、3月下旬に訪れると桃と桜を楽しむことができますよ。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。