競馬の必勝祈願・藤森神社

京都市伏見区に藤森神社という神社が建っています。

京阪電車の墨染駅から5分ほど歩いたあたりに建っていて、近くには京都教育大学があります。

藤森神社の名前を聞いたことがないという方も多いと思いますが、競馬ファンの間では結構馴染みの神社だったりします。

競馬の前に勝負運祈願

藤森神社は、神功皇后が新羅出兵から凱旋帰国した際に旗や武器を当地に埋めたことが発祥と伝えられています。

また、早良親王(さわらしんのう)が、天応元年(781年)に蒙古追討に先立って、戦勝祈願をしたとも伝えられています。

このように藤森神社は、「武」に関する言い伝えが残っていることから、勝負運のご利益があると言われています。

藤森神社の本殿

藤森神社の本殿

藤森神社では、毎年5月5日に藤森祭が行われます。

その中でも長い参道を使った駈馬神事が有名です。

この駈馬神事が行われるからなのか、藤森神社には競馬の必勝祈願で訪れる方も多いとか。

境内にも下の写真に写っている馬の像が立っています。この馬を拝むと馬券が当たりそうですね。

境内に立つ馬の像

境内に立つ馬の像

ちなみに京都競馬場は、墨染駅から京阪電車に乗車し淀駅で下車してすぐの場所にあります。乗車時間は10分程度なので、競馬に行く前に藤森神社で勝負運祈願をしていくのもいいかもしれません。

特に4月下旬の春の天皇賞、10月中旬の秋華賞と菊花賞、11月中旬のエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップといったG?レースの前には参拝しておいた方がいいでしょうね。

他にも境内を散策してみると末社や新撰組の近藤勇(こんどういさみ)が腰痛を治すために拝んだとされる「いちの木さん」などがありました。なかなか興味深い神社です。

下の写真は境内で発見した藤森七福神です。

藤森七福神

藤森七福神

ずらっと7人並んでいる姿を拝むとすごく縁起が良さそうな気がします。

勝負運祈願と併せて拝んでおけば、さらに馬券が当たりやすくなるかもしれませんね。

また、藤森神社では手づくり市も行われているようです。

「京都・ぶら?り・お散歩日和」さんが11月の手づくり市に参加されたようです。この時の様子が「京都・藤森神社・手づくり市のある風景…」の記事で紹介されていますので、ご覧になってください。無料ライブも行われたそうです。

手づくり市の詳しい内容については、藤森神社のホームページをご覧ください。

京都観光の際にこういったイベントに参加してみるのもいい思い出になるのではないでしょうか。

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