伏見区一覧

醍醐の花見を描いたがために入牢となった喜多川歌麿

慶長3年(1598年)に催された醍醐の花見は、豊臣秀吉の最後の派手な行事となりました。 正室の北政所や側室たちを連れ、総勢1300人で花見をしたということですから、太閤秀吉の栄華がよくわかる話です。 また、秀吉は、応仁の乱(1467年)で、ほとんどの建物を失った醍醐寺を花見を機に再興し、世界遺産に登録されるほどのお寺にしています。 だから、醍醐寺にとって秀吉は大恩人なのですが、一方で、彼が催した醍醐の花見がきっかけとなって牢屋に入れられた人物もいました。 その人物は、江戸時代の絵師喜多川歌麿です。

平安時代から残る醍醐寺の五重塔、平等院の鳳凰堂、宇治上神社の本殿

京都に都が遷されたのは延暦13年(794年)です。 でも、平安時代から現代までずっと残っている建物は少ないです。 その少ない平安時代から残る建物ですが、京都の南の伏見区と宇治市に行けば見られます。 醍醐寺、平等院、宇治上神社には、約1000年前に建立された建物が現存しています。

初夏の明治天皇伏見桃山陵の風景・2025年

5月5日に京都市伏見区の乃木神社に参拝した後、北東に約10分歩き、明治天皇伏見桃山陵(めいじてんのうふしみのももやまのみささぎ)を訪れました。 その名からもわかるように伏見桃山には、明治天皇の陵墓があります。 敷地が非常に広々としており、地元の方たちの散歩コースやジョギングコースになっていますね。

新緑に包まれた乃木神社・2025年

5月5日に京都市伏見区の御香宮神社に参拝した後、東に約10分歩き、乃木神社(のぎじんじゃ)を訪れました。 乃木神社は、陸軍大将の乃木希典(のぎまれすけ)を祀る神社です。 創建から100年ほど経つ神社ですが、京都市内の神社の中では比較的新しい部類に入ります。 伏見桃山のふもとに鎮座する乃木神社は、この時期、新緑が美しく、お参りすると清々しい気分になります。

初夏に参拝した御香宮神社・2025年

5月5日。 京都市伏見区の御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に参拝しました。 御香宮神社は、貞観4年(862年)9月9日に境内から清泉が湧き出し、良い香りが広がり、これを飲むとたちまち病が癒えたことから、清和天皇より「御香宮」の名を賜っています。 昔から伏見の産土神(うぶすながみ)として崇敬され、今も地元の方たちの参拝が絶えません。

ツツジと新緑が美しい伏見桃山城・2025年

5月5日に京都市伏見区の明治天皇伏見桃山陵を訪れた後、伏見桃山城も訪れました。 伏見桃山城は、かつてはキャッスルランドという遊園地でしたが、今は公園になっています。 豊臣秀吉が建てた伏見城と勘違いされる方もいますが、全くの別物です。 歴史的建造物ではありませんが、公園内は植物が多く植えられており、四季折々の風景を楽しむことができます。

藤森神社に駈馬神事を見に行ってきた・2025年

5月5日に京都市伏見区の伏見桃山城に新緑とツツジを見に行った後、北西に約30分歩き、藤森神社(ふじのもりじんじゃ)に参拝しました。 藤森神社では、毎年5月1日から5日にかけて藤森祭(ふじのもりさい)が催されます。 5日には、神幸祭が行われ神輿が氏子地区を練り歩くとともに境内では、駈馬神事(かけうましんじ)も行われます。 今回、藤森神社を訪れたのは、駈馬神事を見るためであります。