最初の里内裏となった土御門烏丸邸

京都市上京区にある京都御所は、元弘元年(1331年)に光厳天皇(こうごんてんのう)が即位して以降、天皇の住いである内裏(だいり)となりました。 かつて、平安京の大内裏は、現在の京都御所よりもっと西にあり、二条城が建つ辺りでした。 その大内裏の中に内裏があったのですが、火災に遭うたびに貴族の邸宅を仮の内裏として一時的に利用していました。 この仮の内裏を里内裏(さとだいり)と言います。 そして、元弘元年に土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)を里内裏として以来、明治2年(1869年)まで御所として使われ続けました。

台風後の倒木が目立つ京都御苑・2018年

10月初旬。 京都市上京区にある京都御苑を散策しました。 京都御苑は、京都御所、大宮御所、京都迎賓館がある大きな敷地で、上京区では定番の観光名所です。 たくさんの植物が植えられているため、四季折々の風景を楽しむことができるのも京都御苑の良いところです。

大聖寺の終わりが近づく萩・2018年

10月初旬に京都市上京区の大聖寺(だいしょうじ)を訪れました。 大聖寺は、京都御苑の北西にあるお寺なのですが、観光で訪れる人は非常に少ないです。 普段は非公開なので、そもそも大聖寺というお寺の存在を知る人がほとんどいません。 当寺は、山門をくぐってすぐの場所に多くの萩が植えられています。 建物の中に入ることはできませんが、萩を見ることはできるんですよね。

梨木神社の萩と藤袴・2018年

10月初旬に京都市上京区の梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。 梨木神社は、9月中旬から下旬にかけて、参道や境内でたくさんの萩が花を咲かせます。 例年だと10月に入れば萩の見ごろは終わりに近づくのですが、2018年は京都市内の萩の開花が遅めだったことから、まだ萩を楽しめるだろうと思い梨木神社を訪れました。

常林寺で見ごろが続く萩・2018年

10月初旬。 京都市左京区の常林寺に参拝しました。 常林寺は、萩の寺として有名で、初秋になると境内一面を萩が覆い尽くします。 萩は、花が小さく華やかさに欠けるのですが、常林寺のように多くの萩が植えられていると、とても見ごたえがあります。

藤袴咲く行願寺の境内・2018年

10月初旬。 京都市中京区の行願寺に参拝しました。 行願寺は、都七福神めぐりの寿老人を祀るお寺で、御朱印を授かりにお参りに訪れる人をよく見かけます。 この時期の行願寺では、フジバカマを見ることができます。 今回の参拝は、その藤袴を見ることが目的であります。

初秋の豊国神社と方広寺に参拝・2018年

9月下旬。 京都市東山区の豊国神社に参拝しました。 豊国神社は、その名からも想像できるように豊臣秀吉を祀っている神社です。 豊臣秀吉は、百姓から武士になり天下を統一した武将として有名ですから、豊国神社は出世開運のご利益を授けてくれると信仰されています。 職場での出世を目標とされている方は、お参りしておきたいですね。

小雨降る初秋の妙法院・2018年

9月下旬の小雨が降る日。 京都市東山区の妙法院に参拝しました。 妙法院は、三千院、青蓮院(しょうれんいん)とともに天台宗の三門跡寺院に数えられる格式の高いお寺です。 他の2つは、境内に入るのに拝観料が必要ですが、妙法院は境内に入るのに拝観料は必要ありません。 そのため、近くに来た時に気軽に立ち寄ることができるのです。

初秋に参拝した岡崎別院・2018年

9月中旬に京都市左京区に建つ岡崎別院に参拝しました。 岡崎別院は、親鸞聖人岡崎草庵跡にあり、東本願寺の宗史蹟第2号となっています。 境内には、池泉回遊式庭園があり、誰でも無料で見ることができます。 初秋の晴れた日にのんびりと庭園を鑑賞することにしましょう。