神経精神科教育に貢献した嶋村俊一の邸宅跡

京都の街を歩いていると、偶然、石碑を発見することがあります。 先日も、京都市上京区の新烏丸通を南に向かって歩いていると、建物の片隅に「嶋村俊一邸跡」と刻まれた石碑を発見しました。 嶋村俊一とは、聞いたことない名ですが、石碑が建立されているのですから、きっと有名な人物なのでしょう。

宝暦事件のおかげで平安時代の姿が蘇った京都御所

京都市上京区の京都御所は、平安京ができてから、ずっと同じ場所にあり続けているわけではありません。 平安京の大内裏(だいだいり)は、現在の京都御所よりも西の二条城が建つ辺りにあったのですが、何度も火災に遭い再建されなくなりました。 京都御所が現在地に定まったのは元弘元年(1331年)のことで、仮の内裏とされていた土御門東洞院殿(つちみかどひがしのとういんどの)で光厳天皇が即位して以降、明治2年(1869年)まで、天皇の住いとして使用されてきました。 したがって、現在の京都御所は平安時代の大内裏とは違います。 でも、現在の京都御所は、平安時代の印象を残しています。

雨降る冬の與杼神社に参拝・2020年

2月中旬に京都市伏見区の京都競馬場に梅を見に行った後、近くの與杼神社(よどじんじゃ/与杼神社)に参拝しました。 與杼神社は、京阪電車の淀駅からすぐの場所に建つ交通至便の神社ですが、参拝する人は少な目です。 私が訪れた日は、雨が降っていたこともあり、境内はほとんど無人でした。

雨降る京都競馬場で咲く梅・2020年

2月中旬に京都市伏見区の京都競馬場に梅を見に行ってきました。 京都競馬場は、レース前の競走馬が周回するパドックの近くに梅が植えられているのですが、あまり知っている人はいません。 競馬場に入場できるのは、土曜日と日曜日だけですが、梅を見に訪れる人はほとんどいないので心行くまで観梅を楽しめます。

河津桜が開花した2月中旬の淀水路・2020年

2月中旬。 京都市伏見区の淀水路を訪れました。 淀水路では、毎年3月になると水路脇に植えられたたくさんの河津桜が満開になります。 近年、一足早く桜を楽しめる名所として人気が出ており、3月中旬には、お花見を目的に訪れる人が多くなっていますね。 2020年は暖冬ということもあり、そろそろ河津桜が咲いているのではないかと思い、例年よりも早めに開花状況を確認してきました。

菅原道真が北野天満宮に祀られた理由とは・北野廃寺跡

京都市上京区に北野天満宮が建っています。 祭神として祀られているのは、学問の神さまで有名な菅原道真ですね。 菅原道真が北野天満宮が建つ地に祀られるようになったのは、彼の乳母とされる多治比文子(たじひのあやこ)に道真の託宣が下り、北野の右近の馬場に祀るようにと告げられたからだと伝えられています。 ところで、道真は、なぜ右近の馬場に祀るように告げたのでしょうか。

値上がり、腰や膝の痛み平癒を伏見稲荷大社の根上りの松に祈願

2月3日に京都市伏見区の伏見稲荷大社に節分祭を見に行った際、千本取りを歩いて、根上りの松も見に行ってきました。 伏見稲荷大社の境内は広く、見るものがたくさんあります。 根上りの松も、伏見稲荷大社に参拝した時は見ておきたいのですが、ちょっとわかりにくい場所にあるので気づかない人も多いと思います。 今回の記事では、その根上りの松を紹介します。

冬に参拝した伏見神宝神社・2020年

2月3日に京都市伏見区の伏見稲荷大社に節分祭を見に行った際、伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)に参拝しました。 伏見神宝神社は、伏見稲荷大社の千本鳥居をくぐっている途中に建っています。 千本鳥居をくぐることに集中していると、伏見神宝神社に気づきにくいですね。

節分の日に参拝した積善院凖提堂・2020年

2月3日の節分の日に京都市左京区の聖護院と須賀神社に参拝した後、近くの積善院凖提堂(しゃくぜんいんじゅんていどう)にもお参りしました。 以前に積善院凖提堂にお参りをしたのは、随分と昔のこと。 せっかく近くに来たので、久しぶりに積善院凖提堂に立ち寄ることにしました。