京都の名所旧跡一覧

京都市上京区の赤門がある2つのお寺

お寺の門を想像する時、どのような門を思い浮かべますか? 小さなお寺を想像した場合、瓦屋根の付いた住宅のような門を思い浮かべるのではないでしょうか。 逆に大きなお寺を想像した場合、知恩院にある三門のような大きな門を思い浮かべるかもしれませんね。 ところで、その思い浮かべた門の色は何色でしょうか。 おそらく、多くの方が黒っぽい色を想像したと思います。 大体、どのお寺の門も黒色が通常なのですが、京都市上京区にある竹林寺と浄福寺の門の色はちょっと変わっていて、赤色をしています。

山科の忠臣蔵の名所を訪れる

江戸時代の仇討と聞いてすぐに思い浮かぶのが忠臣蔵ですよね。 赤穂藩(あこうはん)の殿さまの浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、江戸城松の廊下で吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけたため、その責任をとって切腹、藩も取りつぶし。 その後、家老の大石内蔵助(おおいしくらのすけ)らが、亡き主人の敵をとるために吉良上野介の邸に討ち入り、見事に本懐を遂げるというのが、忠臣蔵のおおまかな話です。 この忠臣蔵と関係のある名所が、京都市山科区にはいくつかあります。 そこで、今回の記事では、以前に訪れたことのある忠臣蔵の名所を3つ紹介したいと思います。

三条小鍛冶の古跡がある仏光寺本廟と合槌稲荷明神

地下鉄蹴上駅近くのウェスティン都ホテル京都から三条通を西に少し歩いたところに仏光寺本廟が建っています。 以前に何度もこの辺りを散策したことがあったのですが、仏光寺本廟には訪れたことがありませんでした。 やはり、一度は訪れておくべきだろうと思って、ちょっと境内に入ってお参りしていくことに。

山に囲まれた日向大神宮

地下鉄蹴上駅付近には、南禅寺や永観堂といった有名な観光名所があります。 蹴上駅から出てくる観光客の方の多くは、南禅寺や永観堂方面に向かい、その反対方向に足を運ぶ方は少ないようです。 こちらにも日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)という興味深い神社があるのですが、蹴上駅から歩いてすぐにも関わらず、見落とされがちですね。

あまり知られていない清和源氏ゆかりの地

源氏は、清和源氏とも呼ばれることがあります。 こう呼ばれるのは、源氏が清和天皇の血を引いているからです。 源姓を名乗るようになったのは、清和天皇の孫にあたる経基からで、以後、頼朝が鎌倉幕府を開くなど源氏は栄えていき、歴史的にも重要な存在となっていきました。 京都の清和源氏ゆかりの地と言えば、八幡市にある石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)が、源義家が元服したところとして有名です。 他にも京都には清和源氏ゆかりの地がいくつかありますが、あまり有名ではありません。 そこで、今回は京都のあまり有名でない清和源氏ゆかりの地を4つ紹介したいと思います。

幕末の動乱でも燃えなかった火除天満宮

四条河原町と四条烏丸の中間地点あたりに寺町通があります。 四条通から寺町通を北に向かうとアーケード街となっていて、京都のお土産屋さんなどで賑わっています。 この辺りには錦市場もありますね。 反対に寺町通を南に行くとコンビニやドラッグストアなどのお店が並んでいて、北のアーケード街とは異なり、どこにでもありそうな町の一角といった感じです。 特に観るものはなさそうに思うのですが、実はビルの一角にこの辺りを火災から守ってきたと言い伝えられている神社があるのです。

京都南インター付近の3つの史跡を訪れる

京都南インターの辺りには、多くの会社があります。 高速道路を利用しやすい環境にあるためか、運送関係や倉庫関係の会社が多いように思います。 また、国道1号線も通っていることから、道路の脇にはたくさんのお店が並んでいます。 会社とお店と車だらけの京都南インター付近は、一見すると、観光で訪れるようなところは全くないように思えます。 ところが、探せば見つかるもので、この付近にも恋塚浄禅寺、城南宮、恋塚寺といった興味深い史跡があります。 そこで、今回の記事では、これら3つの史跡を紹介したいと思います。

上賀茂神社の2つの境外摂社

京都市北区には、世界遺産に登録されている上賀茂神社が建っています。 上賀茂神社の境内には、縁結び、子授けのご利益があると信仰されている片岡社という摂社があります。 上賀茂神社に限らず大きな神社には、よく境内に摂社や末社などが建っていますが、境内の外にも摂社が存在していることがあります。 こういった摂社を境外摂社と言います。 上賀茂神社にも大徳寺と上賀茂神社の間に久我神社と貴船神社という2つの境外摂社が存在しています。 そこで、今回の記事では、この2つの境外摂社を紹介したいと思います。