京都の名所旧跡一覧

石清水八幡宮の夜間特別拝観・2013年夏

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)では、8月31日まで夜間特別拝観が行われています。 この時期に石清水八幡宮で夜間拝観が行われるのは珍しいですね。 ということで、石清水八幡宮の夜間拝観に行ってきましたので、今回はその模様をお伝えします。

道路工事で牛馬の喉の渇きを潤した亀の水不動

江戸時代中期に3年がかりで行われた東海道日ノ岡峠の改修工事は、木喰正善養阿(もくじきしょうぜんようあ)が心血を注いで行った事業です。 日ノ岡は、今の京都市山科区にあり、この辺りは、車の交通量が多いですね。 山科区には、木喰遺跡と呼ばれるものがいくつかあり、地下鉄御陵(みささぎ)駅から南の方に10分ほど歩いた辺りにひっそりと建つ亀の水不動もそのひとつです。

鴬張りの廊下がある京都の建物

京都の建物を拝観すると、床がキュッキュッと鳴ることがあります。 お寺にしても神社にしても、古い建物なので、床が傷んでいるんだろうなと思ってしまいますが、実はこのキュッキュッと鳴る音は、建物の劣化によって起こっているわけではありません。 実は、建築時にわざとこのような音が鳴るように設計されているのです。 こういったキュッキュッと鳴る床は鴬張りと呼ばれています。 今回の記事では、鴬張りの廊下がある京都の建物をいくつか紹介します。

日向大神宮の天の岩戸くぐり

日本の神話に登場するアマテラスは、太陽神として崇められています。 多くの神社で、天照大神として祀られており、最も有名なのが伊勢神宮ですね。 神話の中には、アマテラスが天(あめ)の岩戸に閉じこもってしまったことで、世界が闇になった、いわゆる天の岩戸隠れという話があります。

京都市内のサルスベリの名所

夏に京都に観光で訪れる方は少な目。 暑いですからね。日中から意欲的に名所をいくつも廻ろうとはなかなか思いませんよね。 でも、夏だからこそ見ておきたい景色というものもあります。 祇園祭や五山送り火なんかがそういった景色の代表ですが、花でいうと、サルスベリも夏に見ておきたいですね。 山のような形にピンク色の花をたくさん付けるサルスベリは、イチゴ味のかき氷を連想させます。 今回の記事では、京都にあるサルスベリの名所を紹介します。

大雲院の境内を散策

京都市観光協会が催す「京の夏の旅」と題した非公開文化財の特別公開で訪れた大雲院。 ここは、織田信長と信忠父子の碑や石川五右衛門のお墓があり、歴史的にも興味が湧くお寺です。 大雲院は、京都市東山区の円山公園付近に建っており、この界隈はよく訪れているにも関わらず境内に入ったことがなかったんですよね。 お寺には、いろいろな文化財が展示されていましたが、それらは写真撮影が禁止されていたので、紹介できませんが、建物は写真撮影できたので、今回の記事では、大雲院の境内を紹介します。

一年中祇園祭の山鉾が見られる祇園閣

毎年、夏になると京都市観光協会が催す「京の夏の旅」という非公開文化財の特別公開があります。 この企画は、普段、公開されない文化財を見ることができるので、なかなか貴重です。 2013年の「京の夏の旅」で公開されることになった京都市東山区の大雲院には、祇園閣という背の高い建物があります。 一番上まで登ることができるということなので、公開が始めってまだ数日しか経っていない7月17日に大雲院を訪れました。

蛤御門の変で全焼しても再建された浄慶寺

京都市中京区と上京区の境目付近にある御幸町竹屋町のあたりを歩いていると、小さなお寺が建っているのに気づきました。 こういったお寺は京都にはとても多いので、多くの場合、素通りするわけですが、門前に説明書が立っていたので、どういうお寺なのか知りたくなって読んでみることにしました。 説明書は、京都市が立てる事が多いのですが、この小さなお寺では、住職の方が説明書を作って、門前に立てたようです。 説明書の最初の部分を読んでみると、小野山浄慶寺(じょうきょうじ)と書かれていました。

七条大橋の西にひっそりと建つ松明殿稲荷神社

京都市下京区の七条大橋の西に小さな神社が建っています。 七条大橋とビルに挟まれるようにひっそりと建っているので、気づかずに素通りしてしまいそうな神社です。 いや、視界には入っているけども、景色に溶け込んでいるので、無視して通り過ぎてしまうといった方が良いのかもしれません。 その神社の名は、松明殿稲荷神社(たいまつでんいなりじんじゃ)といいます。

京都の借景庭園いろいろ

京都には、たくさんの日本庭園があります。 その多くは、お寺や神社にあり、ほとんどのところで、拝観することができます。 庭園には、いろいろと種類がありますが、山々に囲まれた京都では、遠山や自然の景色をあたかも庭園の一部のように取り込んでしまう借景という技法がよく使われています。 借景庭園の魅力は、近代的な建物が視界に入らないようになっていることではないでしょうか。 こういう庭園を鑑賞していると、まるで遠い昔の時代にいるような気分になりますね。 今回の記事では、京都にある借景庭園をいろいろと紹介します。