京都市中京区の御池通に建つ京都ホテルオークラは、毎年12月になるとホテルの敷地内がイルミネーションで装飾されます。
京都の街に対して、古風なイメージを持っている方が多いと思いますが、この時期の御池通は、京都ホテルオークラのおかげで近代的な夜景を楽しむことができます。
イルミネーションで華やぐ御池通
京都ホテルオークラは、京都市役所の東に建っています。
最寄駅は、地下鉄京都市役所前駅です。
午後5時過ぎ。
暗くなり始めた河原町通を三条から北上し、御池通へ。
目の前には、京都市街では珍しい高さのある建物が現れます。
それが京都ホテルオークラです。
京都ホテルオークラは、100年以上の歴史があるホテルで、近年、京都ホテルから現在の名称に変わりました。
京都ホテルオークラのイルミネーションは、ホテルの南側にあります。
街路樹はオレンジ色の光で装飾されています。
一番目立つイルミネーションは、下の写真に写っている円錐形のツリーです。
街行く人たちもこのツリーを眺めているものの、カメラを構えているのは私一人だけ。
この辺りは、ビジネス街でもあるので、仕事を終えたビジネスマンの方たちが足早に地下鉄の入口へと向かっています。
皆さん、早く帰宅したいようです。
ホテルの南西の角では、建物の上からたくさんの小さな電球で装飾された糸が、5本ほど地面と結ばれていました。
この糸の電球が点滅すると、上から下に流れているように見えるのですが、そのようにはなっていませんでした。そこまで期待するのは贅沢ですね。
青い光が散りばめられた三角形のイルミネーション。まるで星のようです。
下の写真は、地下へと続く階段付近の景色です。
ここからのイルミネーションの眺めは、なんとなく落ち着きます。
暖かいカフェオレが飲みたくなってきます。
地下街のゼスト御池へと続く階段付近にもイルミネーションがありました。京都市役所の近くです。
これは京都ホテルオークラとは、関係なさそうですが、こちらも河原町御池の交差点を華やかにしてくれていました。
最後は、京都ホテルオークラの西側の写真です。
これくらい離れている方が、ホテル全体を見ることができてきれいですね。
来年も京都ホテルオークラのイルミネーションを楽しみにしています。