7月9日に京都市東山区の安井金比羅宮に参拝した後、北東に約10分歩き、知恩院にも参拝しました。
夏の知恩院では、池で、ハスとスイレンが花を咲かせます。
今回の参拝は、そのハスとスイレンを見ることが目的であります。
咲いていたのはスイレンだけ
知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約8分歩くと到着します。
京阪電車だと、祇園四条駅から北東に徒歩約8分です。
入り口に建つ大きな三門の近くにやって来ました。

三門付近
周囲の木々の緑と頭上の雲が夏そのものですね。
三門付近では、海外からお越しの方の姿が見られます。
三門をくぐって境内に入るときつい石段の男坂を上らなければなりません。
さすがに夏に男坂を上るのは暑いので、南側にある緩やかな女坂を上ります。

女坂
女坂の木々の緑も美しいですね。
女坂を上り切ると、境内の中央に大きな御影堂(みえいどう)が見えます。

御影堂
御影堂には、浄土宗の開祖の法然上人の御影が祀られており、参拝者は誰でも中に入ってお参りできます。
今回は、外からお参りすることに。
御影堂の南側に建つ寶佛殿の前には、毎年夏になるとハスが植わったプランターが並びます。
残念ながら、ハスの花は閉じていて、開いているものはありませんでした。

ハスと御影堂
すでに時刻は正午を回っていたので仕方ないでしょう。
やっぱり、ハスは、午前中に見に来ないときれいに開いた花を見られませんね。
寶佛殿の東側にある池には、たくさんのハスが植わっています。
水面は、ハスの葉で覆われていましたが、咲いている花は1つもありませんでした。

池
見に来る時期が早かったようです。
ハスの花が見れず残念でしたが、スイレンは10個くらい咲いていましたよ。

スイレン
水面に立つように咲いているピンク色のスイレンが可憐です。

ピンク色のスイレン
ハスもスイレンも、花びらに透明感があり、まるでグラスのようです。
夏は、これらの花を見ることで、気分的に涼しくなりますね。
大きなハスの葉の下で咲くスイレン。

ハスの葉とスイレン
スイレンも、正午を回っていたため、花が閉じ始めていました。
ハスと同じく午前中に見に来たいですね。
スイレンを見た後は、近くの石段を上り鐘楼の前にやって来ました。

鐘楼
鐘楼に吊るされている梵鐘は、とても大きく迫力があります。
こちらでも、海外からお越しの方たちがいました。
どうやらツアーで訪れているようで、ガイドからどのようなものなのか説明を受けているようでしたよ。
知恩院のハスは、7月中旬から下旬が見ごろですが、毎年8月に入っても咲いています。
スイレンも8月に入っても見られると思います。
さすがにお盆に入ると、咲いていないかもしれませんから、できるだけ早く見に来た方が良いでしょう。
この後は、八坂神社に祇園祭のはも道中を見に行きます。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。