7月2日に京都市東山区の恵美須神社に参拝した後、南に少し歩き、禅居庵(ぜんきょあん)にも参拝しました。
禅居庵は、建仁寺の塔頭(たっちゅう)で、鎮守として摩利支天が祀られています。
夏になると、境内でキキョウが咲くことから、そろそろ良い感じで咲いているだろう思い、見に行くことにしました。
摩利支天堂にお参り
禅居庵には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約6分歩くと到着します。
禅居庵前にあった新道小学校の跡地では、ホテルの工事が行われており、外観はほとんど完成しているようでした。

工事中のホテル
このホテルの裏には、先ごろ建て替えられた歌舞練場があり、ホテルとともに付近を統一感のある景観にするそうです。
禅居庵の入り口には、開運の摩利支天を祀っていることを示す背の高い石柱が立っています。

入り口
そして、狛猪。

猪
摩利支天は、眷属としてイノシシを従えていることから、禅居庵には、いたるところにイノシシがいますよ。
灯籠の中にもミニイノシシがいますね。

灯籠の中のミニイノシシ
このミニイノシシは、亥みくじの抜け殻です。
境内のいろんなところに置かれていますよ。
それでは、摩利支天堂にお参りをしましょう。

摩利支天堂
きっと運が開けることでしょう。
建物の屋根からは、ミストが出てひんやりとしていました。

ミスト
暑い夏には、ミストはありがたいですね。
近くにいるだけで、ひんやりとします。
キキョウは少なめ
摩利支天堂から境内の東に向かうため、ゆずりあいの道を進みます。
そして、コケがたくさん生えた境内の東側にやって来ました。
ここにキキョウが植えられています。

コケとキキョウ
キキョウは、まだ花数が少ないですね。
背も低いものが目立ちます。
倒れているキキョウもありました。

倒れたキキョウ
梅雨が早く明け、暑さに負けてしまったのでしょうか。
この日は、曇り空で比較的涼しかったのですが、6月から暑い日が続いていたので、疲れ果ててしまったのかもしれませんね。
こちらのキキョウは、元気に咲いていました。

元気に咲くキキョウ
つぼみも多く残っていたので、これからもっと華やかになりそうです。
上から見たキキョウ。

上から見たキキョウ
きれいな5角形をしてますね。
よく見ると、つぼみも5角形です。
禅居庵のキキョウは、まだ花数が少なめでしたが、7月中旬になればもっと華やかになると思います。
夏の京都は暑いですが、東山を訪れることがあれば、ぜひ禅居庵にもお参りしてください。
この後は、建仁寺にハスを見に行きます。
なお、禅居庵の詳細については以下のページを参考にしてみてください。