7月2日に京都市東山区の建仁寺に参拝しました。
建仁寺は、京都最古の禅寺で夏になると境内の放生池でハスが花を咲かせます。
時期的に少し早いかなと思いましたが、今年の京都は6月中に梅雨が明けたので、ハスも開花が早まっているかもしれないと期待しながら建仁寺に向かいました。
ハスが見ごろを迎えた
建仁寺には、京阪電車の祇園四条駅から南東に約5分歩くと到着します。
放生池は境内の南側にあります。
南側の参道には、海外からお越しの方の姿がちらほらと見られますが、国内の観光客の姿は見当たりませんね。

境内
放生池では、ハスが美しい姿を見せていました。

たくさんのハス
今年の建仁寺のハスはきれいですね。
建仁寺には、何度もハスを見に来ていますが、今年はこれまでで最もきれいに咲いています。
赤色のハスの花。

赤色のハス
仲良く並んだ赤色のハスの花。

2つ並んだハス
建仁寺のハスは花が大きく、重たそうに花びらが垂れ下がっている姿をよく見るのですが、この日は、どのハスの花びらもしっかりとしており、ぐにゃっと倒れているものはありませんでした。
放生池の中央には石橋があり、それを挟んだ西側は赤色、東側は白色のハスが咲いていました。
白色のハスも美しい。

白色のハス
閉じているハスも見られますが、翌日には開いていることでしょう。
石橋と一緒に見るハス。

ハスと石橋
ハスは見ごろでちょうど良い時期に見ることができました。
ハスを見た後は、境内の東側に祀られている楽大明神にお参り。

楽大明神
放生池の北側に建つ三門。

三門
この日は、曇っていたので写真がきれいじゃないですね。
三門の北側に建つ法堂(はっとう)。

法堂
この日は、法堂を拝観しようと建物に入って行く人が多かったです。
建仁寺では、他に塔頭(たっちゅう)の両足院が7月13日まで初夏の特別拝観を実施しています。
拝観料は1,000円。
ちょうど半夏生の葉が白色になっている頃ですね。
また、同じく塔頭の西来院も特別拝観が行われており、拝観料は500円です。
西来院は普段非公開ですが、2028年に開山の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の750年遠忌を迎えることから、昨年より特別公開をよく行うようになってますね。
西来院の北側の参道を進み北門に向かいます。

北門と建仁寺垣
北門近くの竹垣は建仁寺垣と呼ばれています。
建仁寺垣が禅寺らしさを感じさせます。
建仁寺のハスは、毎年7月中は花を咲かせていますが、今年は早めに終わるかもしれません。
7月20日までには見に行った方が良さそうですよ。
この後は、八坂神社に山鉾連合会社参を見に行きます。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。