4月末に平等寺に参拝した後、北東に約25分歩き、要法寺(ようぼうじ)を訪れました。
要法寺では、毎年初夏になると、清涼池でカモの雛が誕生します。
今年も、そろそろ雛が産まれている頃ではないかと思い、要法寺に見に行ってきました。
夕方の境内
要法寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から東に約5分歩くと到着します。
要法寺の西門の前にやって来たのは、そろそろ午後5時となる頃。

西門
空が少しずつオレンジ色になってきていますが、雲一つない晴天です。
西門をくぐって境内へ。

境内
建物の影が長く伸びてきてますね。
まずは本堂にお参りをします。

本堂
本堂の前に植わっている三春滝桜は、新緑に覆われ、1ヶ月前に桜が咲いていたとは思えない姿になっていました。
本堂の前にある清涼池に架かる橋には、黒色のシートがかかっていました。

清涼池
橋の下には、筏が浮かび、その上に箱が置かれています。
まだ、ヒナの姿が見られなかったので、誕生していないようです。
清涼池では、マガモの雄が2羽泳いでいました。

2匹のカモ
そして、1羽が羽ばたき、橋の欄干に上がると、もう1羽も後を追って欄干に飛び乗ります。

仲良く並ぶカモ
カモは、西の方角を向き、夕日に黄昏ているようでした。

開山堂
喧嘩することなく、並んでいるカモを見ていると平和だなと思いますね。
西日が橋の下を照らします。
橋の下の筏には、雌のカモがいますね。

橋の下のカモ
雌のカモは、じっとしたまま動きません。
箱の中には、カモの卵があるのでしょうか。
元気に雛が産まれて欲しいですね。
本堂にお参りを済ませ、カモの様子も確認したので、そろそろ境内から出ることに。
帰りは、南側の表門わきから外に出ます。
表門は、堂々として、とても立派です。

表門
その前に置かれた石にも威厳を感じます。
石の近くには、ツツジも植えられており、赤色の花を咲かせていました。

ツツジ
白色のツツジも咲いており、表門前は、初夏らしい景色になっていましたよ。
要法寺のカモの雛は、毎年6月頃に鴨川に引っ越します。
それまでは、清涼池で泳いでいる姿を見られますから、ぜひ、カモの雛を見に要法寺にお参りしてください。
この後は、平安神宮にライトアップを見に行きます。
なお、要法寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。