10月末に京都市東山区の安井金比羅宮に参拝した後、北東に約5分歩き、八坂神社を訪れました。
八坂神社は、祇園の象徴とも言える神社で、いつも多くの参拝者で賑わっています。
清水寺からも、歩いて15分ほどで行けるので、国内外を問わず、旅行者の姿もよく見かけますね。
秋晴れの清々しい境内
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から東に約5分歩くと到着します。
いつもは、四条通に面した西楼門から境内に入るのですが、今回は南側の鳥居から境内に入ることに。
鳥居の先には、朱色の南楼門が建っています。
秋晴れの水色の空がなんとも爽やかであります。
南楼門の左右には、備前焼の狛犬がいますよ。
備前焼の狛犬は珍しく、京都市内だと八坂神社の他に左京区の宗忠神社などで見られます。
南楼門をくぐって境内に入ります。
境内の中央に建つ建物は舞殿。
その頭上の青空も爽やかですね。
舞殿の北側には本殿も建っています。
本殿にお参りをしようと思ったら、そのわきで大声で怒鳴っている男性がいました。
近くには警察官も数人います。
刃物を振り回している男性をさすまたを使って警察官が取り押さえました。
何事かと思いましたが、訓練でした。
この後、さすまたの使い方の講習をやっていたので、しばらく見ていくことに。
さすまたは、相手の上半身を抑えるのが効果的とのこと。
境内が静かになったところで、本殿にお参り。
厄除の神さまが祀られているので、身に災厄が降りかからないようお願いしておきましょう。
境内の東側に植えられているカエデが、紅葉し始めていました。
例年よりも、紅葉の進みが早いようです。
八坂神社の紅葉の見ごろ時期は、12月初旬になることが多いのですが、今年は11月中に見ごろになるかもしれませんね。
秋空の下、境内全体を見渡します。
晴れていても、日差しが柔らかいため、暑くはありません。
1ヶ月前までは、最高気温が30度を超えていたのですが、さすがに10月も終わりになると涼しいですね。
本殿の裏側は無人。
北側の参道のカエデは、まだほとんど緑色でしたが、一部で赤く色づき始めている葉もありました。
今年は、夏が長かったためか、秋が深まっていくのが早く感じますね。
北側の参道を東に歩き、北東角の鳥居近くにやって来ました。
ここから外に出ましょう。
10月末の八坂神社は、いつものように参拝者が多かったです。
祇園祭や節分の時ほどは人はいませんでしたが、境内は賑わっていましたよ。
この後は、円山公園を散策します。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。