3月下旬に京都市東山区の清水寺に早咲きの桜を見に行った後、北に約15分歩き、八坂神社に参拝しました。
八坂神社は、祇園祭で有名な神社で、7月になると多くの人で賑わいますが、その他の時期でも比較的多くの人が訪れます。
さて、3月下旬の八坂神社では、南楼門近くでヤマザクラが咲きます。
今年の京都は、桜の開花が早かったので、そろそろヤマザクラが見ごろを迎えていそうだと思い、八坂神社に参拝した次第です。
終わりが近づくヤマザクラ
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に約5分歩くと到着します。
四条通からだと西楼門より境内に入るのが便利ですが、ヤマザクラがある南楼門はその名のとおり、境内の南側にあるので、駅から南楼門に向かうと8分ほどかかります。
南側の鳥居の前にやって来ました。
鳥居をくぐった右手に植えられているソメイヨシノは、まだ咲き始めたばかりです。
ちらほらと花が付いている程度なので、見ごろには、まだ時間がかかりそうです。
南楼門の前に植えられているヤマザクラは、すでに多くの花を散らしていました。
ヤマザクラは、予想したよりも、かなり早い時期に咲き始めたみたいですね。
例年だと、見ごろに入るかどうかくらいの時期なのですが。
南楼門の脇に植えられているヤマザクラは、きれいに咲いていました。
こちらは、ちょうど見ごろに入ったばかりのようです。
ソメイヨシノが見ごろ
南楼門をくぐって境内に入ります。
雲一つない青空の下、舞殿がきれいに見えます。
舞殿と南楼門の間に植えられているソメイヨシノは、見ごろに入っていました。
斎館の前に植えられている紅梅は、そろそろ終わりが近づいています。
京都は、主役が梅から桜に変わって来ましたね。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
この日は、鈴をガラガラと鳴らせるようになっていました。
コロナの流行以来、京都の神社では、鈴を鳴らせなくなっていましたが、もう多くの神社で以前のように鈴を鳴らせるようになっています。
厄除で有名な神社ですから、災厄が降りかからないようにお願いをしておきます。
本殿の東にある美人祈願の美御前社(うつくしごぜんしゃ)の横のソメイヨシノは、5分咲き以上に咲き進んでいます。
普段は、お参りする女性の姿が多いのですが、この日は人がいませんでした。
本殿にお参りを済ませ、境内の桜も見終えたので、北東角の鳥居から外に出ます。
八坂神社では、南楼門前のヤマザクラは、終わりが近かったですが、その他の桜はこれからもっときれいになりそうでした。
また、本殿裏の八重紅枝垂れ桜は、まだ咲いていませんでした。
八重紅枝垂れ桜は、ソメイヨシノが散り始める頃に見ごろに向かってきますよ。
この後は、円山公園に枝垂れ桜を見に行きます。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。