2月中旬に京都市下京区の仏光寺に参拝した後、東に約5分歩き、京都大神宮を訪れました。
京都大神宮は、寺町通沿いの賑やかな場所に建っていますが、参拝していく人は少なく、いつも境内は静かです。
特に春や秋の観光シーズン以外に境内で人を見かけることは、ほとんどないですね。
本殿前にナンテンの実がいっぱい
京都大神宮には、阪急電車の京都河原町駅から南西に約5分歩くと到着します。
四条通から寺町通に入り、南に少し歩くと、石造りの神明鳥居が立っています。
この鳥居は、京都大神宮ものです。
そして、鳥居をくぐって境内へ。
境内は、ビルに囲まれています。
京都市内では、このようにビルに囲まれた神社やお寺をよく目にしますね。
本殿の前のナンテンが、たくさんの実を付けていました。
京都大神宮のナンテンは、毎年、たわわに実をつけます。
まるでブドウのようであります。
頭上にも、赤色のナンテンの実が見えますね。
新型コロナウイルスが流行し始めた時には、手水鉢の水が抜かれていたのですが、今は、手水で手と口を清められるようになっています。
徐々にコロナ前の状況に戻りつつあるのを実感します。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
京都大神宮は、明治6年(1873年)に伊勢神宮の宮司が御分霊を奉って京都に入り、同9年に工事が完成しています。
京都の神社では、比較的新しい部類に入ります。
本殿の隣の授与所は、静まり返っています。
京都大神宮は、当初は神宮司庁(伊勢神宮)の出張所として開かれ、その後、神宮教会所、神宮京都本部、神宮奉斎会京都本部と改称し、昭和21年(1946年)に現在の京都大神宮となっています。
それにしても、京都大神宮のナンテンの実は立派ですね。
太陽の光を受け赤色に光り輝いています。
ナンテンの実を見ると、京都の冬は、まだしばらく続くのだなと感じますね。
境内では、椿もピンク色の花を咲かせていました。
八重咲きのボリューム感のある花です。
冬から春にかけては、椿の花も目にする機会が多いですね。
そろそろ京都大神宮から出ることに。
ナンテンの実を見たので、縁起が良い日が続くことを期待します。
この後は、錦天満宮に梅を見に行きます。