元日に新熊野神社に参拝した後、東大路通を少し南に歩き、つるぎ道を東に3分ほど歩いて剣神社(つるぎじんじゃ)を訪れました。
剣神社に参拝するのは、今回が初めてです。
元日から新たな出会いがあると、新鮮な気持ちになりますね。
子どもの守護神
剣神社には、京阪電車の七条駅から南東に約15分歩くと到着します。
市バスだと、「今熊野」から東に徒歩約5分です。
剣神社に向かう時に歩いたつるぎ道は、両脇に民家が建ち並んでいました。
元日のためか、ひっそりと静まり返っています。
剣神社の鳥居の前に到着。
鳥居をくぐった左手の手水舎では、清らかな水が手水鉢に流れています。
手水鉢の下には、意味ありげに白色の紙が箱に入れられていました。
先ほどくぐった石造りの鳥居の奥に朱色の鳥居が立っています。
そして、朱色の鳥居をくぐった先に拝殿、その後ろに本殿があります。
それでは、拝殿の前に立ち、本殿に向かってお参りをしましょう。
剣神社は、平安遷都の際に王城鎮護のため、宝剣を埋めて神殿を建てたのが始まりと伝えられています。
また、この地は、葬送の地であった鳥辺野(とりべの)の南部に位置し、高貴な人々が埋葬されたことから、鏡や刀剣が多く発掘され、それを奉祀したのが始まりとも伝えられています。
祭神は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、邇邇藝命(ににぎのみこと)、白山姫命(しらやまひめのみこと)です。
白山姫命は、疳虫(かんのむし)の神さま、子供の健康の守護神として崇められていることから、当社は、子供の守護神として信仰を集めています。
11月上旬に行われる三疳(みかん)封じ火焚祭では、神前で焼かれたミカンが授与され、それを食べると、夜泣き、ひきつけ、ぜん息に効果があり、冬中風邪をひかないと伝えられています。
朱色の鳥居の近くには、大きな撫石(なでいし)が置かれていました。
撫石は、剣神社の創建以来のご神石です。
石をなでた後、自分の体の悪いところをなでると、ご利益を授かれると伝えられています。
境内を西に歩くと、神明鳥居が立っています。
神明鳥居の奥には、朝日神明宮の社殿があったので、こちらにもお参り。
朝日神明宮の隣にも末社があり、その近くでは、マンリョウが赤色の実をたくさん付けていました。
剣神社は、元日でも静かでした。
初詣に訪れているのは、地元の親子と思われる方たちで、有名な神社のような賑やかさはありませんでしたが、どこかほのぼのとしていましたよ。
帰りは、西側の鳥居から外に出ました。
この後は、新日吉神宮に参拝します。
コメント
絵馬の飛魚が剣に似ていると飛魚の絵馬の阿吽型から数の言葉ヒフミヨ(1234)の成り立ちを想う・・・
絵本 もろはのつるぎ (有田川町ウエブライブラリー) を
剣神社に、手向けるとの記事あり・・・
三文字寄れば文殊のヒフミヨさん。
おはようございます。
情報ありがとうございます。