3月末に京都市伏見区の宝塔寺に桜を見に行った後、近くの瑞光寺にも参拝しました。
瑞光寺は、それほど大きなお寺ではないので、お墓参りに訪れる方以外に参拝者はほとんどいません。
でも、境内には、枝垂れ桜とソメイヨシノが植えられており、春にきれいに咲いた姿を見られることから、春の伏見観光で訪れたいお寺の一つであります。
枝が短くなった枝垂れ桜
瑞光寺には、京阪電車の龍谷大前深草駅から南東に約10分歩くと到着します。
参道の前にやって来ました。
参道には、赤色の椿の花がたくさん落ちていました。
春は、椿もきれいに咲く時期ですが、桜の季節になると落花するものもあります。
参道を南に進み、山門をくぐります。
以前は、茅葺屋根だった山門ですが、2018年の台風の後、今の屋根に変わっています。
山門をくぐると正面に鐘楼が建っています。
そして、鐘楼の奥に背の高い枝垂れ桜が植えられています。
枝垂れ桜は、ちょうど見ごろを迎え、青空に薄紅色の花が映えます。
でも、以前より枝が短くなっています。
手入れをして、枝を伐ったんでしょうね。
かつては、枝が地面につきそうなほど長かったのですが、今はショートカットになっています。
そのため、花数も少なくなっていました。
境内の東側に建つ茅葺屋根の建物は本堂です。
本堂の前のソメイヨシノは、3分咲きから5分咲き程度でした。
本堂は、寂音堂と呼ばれており、落ち着きのある茅葺屋根の建物にぴったりの名です。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本堂わきのソメイヨシノも、まだ3分咲きから5分咲き程度です。
本堂から見た境内の桜。
参拝者がおらず、とても静かであります。
見上げる枝垂れ桜。
この日は、最高気温が20度を超える暖かい日でした。
晴天でもあったので、良いお花見日和になりましたね。
駐車場のソメイヨシノも、まだ見ごろ前でした。
瑞光寺の桜は、どれも日当たりが良い場所に植えられているのですが、他よりも開花が遅いですね。
そろそろ瑞光寺から出ましょう。
瑞光寺は、枝垂れ桜は3月末で見ごろに入っていましたが、ソメイヨシノはまだ見ごろ前でした。
この様子だと、枝垂れ桜は4月3日までは見ごろを保ち、ソメイヨシノは4月2日頃から見ごろに入って来そうです。
この後は、藤森神社に桜を見に行きます。
なお、瑞光寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。