ソシンロウバイが咲き始めた大蓮寺・2022年

1月中旬に京都市左京区の寂光寺に参拝した後、北西に約3分歩き、大蓮寺を訪れました。

大蓮寺は、夏のハスがよく知られています。

ハスが咲く頃は、それを見ようと訪れる参拝者の姿がありますが、その他の季節に大蓮寺を訪れる人は少なめです。

冬は特に人が少ないですが、境内ではソシンロウバイが黄色い花を咲かせるので、寒い時期にもお参りに行きたいお寺であります。

冬の無人の境内

大蓮寺には、地下鉄三条京阪駅、または京阪電車の三条駅から北東に約10分歩けば到着します。

大蓮寺の山門前にやって来ました。

山門

山門

人の気配が感じられず、外からでも境内が無人だとわかります。

境内に入ると、夏にたくさんの花を咲かせていたハスのプランターが並んでいました。

境内

境内

見るからに冬の景色であります。

境内の中央に建つのは本堂。

本堂

本堂

その本堂の前には、「あんさん阿弥陀如来」と刻まれた石柱が立っています。

あんさん阿弥陀如来

あんさん阿弥陀如来

大蓮寺は、慶長5年(1600年)に専蓮社深誉上人が下京区に建てたのが始まりです。

法然上人の専修念仏の教えを旨とする浄土宗のお寺で、戦時中の強制疎開で現在地に移転しました。

江戸時代前期に後光明天皇が安産の祈願を勅命し、孝子内親王が無事誕生したことから、以来、安産勅願所として女性の信仰を集めるようになりました。

そのため、本堂に祀られている本尊は、あんさん(安産)阿弥陀如来と呼ばれています。

それでは、本堂にお参りをしましょう。

本堂の前に座る布袋さま。

布袋尊

布袋尊

夏は暑そうにしているなと思うのですが、冬に見るとお酒を飲みすぎたのかなと思ってしまいます。

布袋さまの近くでは、冬らしくサザンカが赤い花を咲かせていました。

サザンカ

サザンカ

本堂の左前に植えられているソシンロウバイは、まだ咲き始めたばかり。

ソシンロウバイ

ソシンロウバイ

つぼみばかりで、咲いている花がとても少なかったです。

どうやら見に来る時期が早かったようですね。

ソシンロウバイの近くでは、センリョウが小さな実をたくさんつけていました。

センリョウ

センリョウ

センリョウの実も、冬によく目にしますね。

プランターに混ざってひっそりと立つタヌキ。

タヌキ

タヌキ

こちらは、本当にお酒を飲んで酔っ払っているように見えます。

冬本番の寒い中、まだモミジが1枚だけ残っていましたよ。

モミジ

モミジ

大蓮寺のソシンロウバイは、1月中旬では、まだ咲き始めでした。

この様子だと見ごろを迎えるのは、1月25日以降になりそうですね。

大蓮寺を出た後は、平安神宮に参拝します。

なお、大蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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