元日に火除天満宮に初詣に行った後、北に3分ほど歩き錦天満宮にも参拝しました。
錦天満宮は、錦市場の東、新京極通に建っており、多くの旅行者や観光客の方でいつも賑わっています。
ただ、昨年は新型コロナウイルスの影響で、錦天満宮への参拝者も減りましたね。
壁に刺さる鳥居
錦天満宮には、阪急電車の京都河原町駅から北西に5分ほど歩くと到着します。
寺町通と新京極通の間に立つ石造りの鳥居は、左右のビルに突き刺さっています。
錦天満宮に参拝する時は、この鳥居をつい見たくなります。
もうちょっとビルとビルの間隔を広げることはできなかったのでしょうか。
鳥居をくぐり東に進むと新京極通に面して、錦天満宮が建っています。
入り口では、いつも提灯に火が灯っていますね。
境内に入ります。
やはり、元日は人が多いですね。
本殿の写真を撮ることができません。
境内の2ヶ所に置かれている手水鉢に錦の水が流れ出ています。
手水鉢の近くの蛇口から錦の水を汲むことができますよ。
それでは本殿にお参りをしましょう。
祭神は学問の神さまの菅原道真ですから、受験生は合格祈願をしておきたいですね。
元日の境内の景色
錦天満宮は、錦の天神さんの愛称で親しまれています。
創建は長保年間(999-1004年)で、歓喜寺の鎮守として祀られたのが始まりとされています。
その後、豊臣秀吉が現在地に移転し、錦天満宮と呼ばれるようになりました。
本殿の北側には、いくつか末社が建っています。
末社の近くに植えられている木には、丸い大願梅がいくつも吊るされていますよ。
大願梅は、願い事を記した紙を中に入れて、大願梅の樹に奉納するかお守りとして持ち帰るかします。
境内に奉納された大願梅は、お焚き上げされるそうですよ。
末社の近くでは、サザンカの赤い花も咲いていました。
水盤には、冬の花とセンリョウの実。
水盤は全部で3つ置かれており、それぞれに異なる花が添えられていましたよ。
こちらは神馬。
丑年らしく牛の絵馬がかかっているのかと思いましたが、違いました。
牛は入り口の近くにいますよ。
多くの参拝者に触られているので、色が落ちてきています。
今年は丑年なので、触る人がさらに増えそうですね。
絵馬には、牛の絵が描かれています。
頭の神様
知恵学問商才招福
厄除けの神様
と絵馬には書かれています。
受験生だけでなく、いろんな人にご利益を授けてくれるようです。
狛犬の足元には、お餅が供えられていました。
お餅を見ると、お正月らしいなと感じますね。
元日の錦天満宮は、人が多く、以前の賑わいを取り戻していました。
新京極通も、人が多くなっていましたが、まだ以前よりは少なかったです。
この後は、下御霊神社に初詣に行きます。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。