12月下旬。
京都市東山区の清水界隈を散策した後、八坂神社に参拝しました。
八坂神社は、祇園に建つ旅行者や観光客の方に人気がある神社です。
祇園祭の神社としても知られていますが、2020年は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われましたね。
丑年の絵馬
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に5分ほど歩くと到着します。
今回は、四条通に面する西楼門ではなく、南楼門から境内に入りました。
時刻は午後4時前ということもあり、境内は夕日に照らされオレンジ色になっていました。
南楼門の正面に建つ舞殿には、2021年の干支である丑の絵馬が掲げられていましたよ。
開運と書かれていますね。
絵馬を奉納したのは、諌山宝樹(いさやまたまじゅ)さんです。
諌山さんは、寺社への奉納や定期的な作品公開、広告媒体への作品提供、ライブペインティングなど、幅広く活動されている画家です。
2019年の連続テレビ小説「スカーレット」の絵付・日本画指導にも関わっています。
舞殿の後ろに本殿が建っているのでお参りをしましょう。
賽銭を入れると、自動的に鈴の音が流れるようになっています。
祭神の素戔嗚尊(すさのおのみこと)は、厄除けのご利益を授けてくれるので、コロナ騒動が収まるように祈願しておきましょう。
見ごろを保つ紅葉
本殿にお参りをした後は、北側の参道に向かいます。
北側の参道には、カエデが植えられており、秋になると紅葉します。
八坂神社は、紅葉時期が遅めなので、12月に入ってから見ごろを迎えることが多いですね。
でも、さすがに12月下旬なので、すでに紅葉は終わっているだろうと思ったのですが、予想に反して見ごろを保っていました。
まだ、黄緑色の葉が残っているカエデも見られますね。
北側の参道を歩きます。
まるで、秋が戻ってきたかのような紅葉風景。
今年の東山は、紅葉があまりきれいではなかったのですが、八坂神社の紅葉は比較的きれいですね。
12月に入ってからの方が、東山の紅葉はきれいだったかもしれません。
夕日を浴びて輝く紅葉。
北側の参道には、人がおらず、寂しい紅葉風景でした。
南楼門の裏側でも、2本のカエデが紅葉していました。
上の方の枝は、葉が散っていますが、まだ全体的に見ごろです。
西楼門の近くの紅葉は、今が見ごろの最盛期といった感じです。
日差しが当たりにくい場所なので、これ以上は赤くならないかもしれませんね。
帰りは西楼門から出ます。
夕日を浴びた西楼門も、もの悲しく見えますね。
八坂神社では、コロナウイルスの感染が広まり始めた頃から、本殿の近くに茅の輪が設置されていたのですが、この日は見当たりませんでした。
新年を迎えるにあたって、茅の輪を撤去したのでしょうか。
私が、見逃しただけかもしれませんが。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。