11月下旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮は、男山に鎮座しています。
11月になると、男山の木々が紅葉し、石清水八幡宮の境内でもいたるところでカエデの紅葉を楽しめます。
神苑と境内の紅葉
石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の石清水八幡宮駅です。
駅からは、ケーブルカーに乗車して男山の山上に向かうのが便利です。
参道を歩いて登ると、15分はかかるでしょうか。
石段が多いので、ケーブルカーに乗る方が良いでしょう。
私は、石清水八幡宮駅とは別のルートで、石清水八幡宮に向かいました。
山上の駐車場の入り口にやってきました。
入り口付近のカエデは、真っ赤に色づき紅葉が見ごろとなっています。
山上の駐車場の近くは神苑となっており、エジソン記念碑や茶室の鳩峯庵などがあります。
ちなみに発明王のエジソンは、八幡市の竹をフィラメントに使って、白熱電球を作ったとされています。
鳩峯庵の近くに植えられているカエデも真っ赤。
さりげなく足元にネコが寄ってきました。
石清水八幡宮の境内には、ネコも多く、参拝者に人気があります。
神苑の南に建つ清峯殿近くの紅葉も見ごろ。
神苑から参道に向かう石段近くのカエデも、良い具合に色付いています。
神苑の紅葉は、全体的に見ごろを迎えており、これから徐々に散り始めていきそうです。
参道を北に歩き南総門をくぐると本殿が建っています。
それでは本殿にお参り。
厄除けのご利益を授けてくれるので、災厄に見舞われないようにお願いしておきましょう。
石清水八幡宮は、2018年9月の台風21号の被害を受け、一部の社殿が工事をしていました。
本殿の裏にある男性の守護神の若宮社と女性の守護神の若宮殿社も修理中でした。
本殿の周囲を囲む塀は、織田信長が寄進したことから信長塀と呼ばれています。
信長塀の近くのカエデも紅葉が見ごろとなっています。
展望台の紅葉
本殿にお参りを済ませ、参道に戻ります。
参道のカエデも赤色。
でも、このカエデは、最初から赤色なんですよね。
展望台にやって来ました。
展望台には、八幡たけくらぶがあり、様々な竹細工を販売しています。
通常は、土日のみの営業ですが、平日でも営業していることがあります。
その八幡たけくらぶの近くのカエデが真っ赤に紅葉し、日差しを浴びて輝いていました。
まさに見ごろ。
展望台にやって来た人は皆、この紅葉に見とれていましたよ。
展望台から東を眺めます。
眼下にも、紅葉が見えます。
石清水八幡宮の展望台からは、京都市や宇治市などを見ることができますよ。
展望台の下のカエデの近くには、コダチダリアも植えられており、薄紫色の花をたくさん咲かせていました。
コダチダリアは、背が4メートル前後もあります。
こんなに背が高いのに草花というのが驚きです。
展望台の紅葉を見た後は、表参道から下山します。
裏参道の方が早くふもとに到着しますが、石段が急です。
男山のふもとには、高良神社(こうらじんじゃ)が鎮座しています。
高良神社には、背の高いイチョウが2本植えられており、きれいに黄葉していました。
右側のイチョウは、やや葉が散っていましたが、左側のイチョウは黄葉が見ごろを維持していました。
晩秋に石清水八幡宮に参拝した時は、高良神社のイチョウの黄葉も見ておきたいですね。
石清水八幡宮の紅葉は、12月初旬までは楽しめそうです。
この後は、神應寺の紅葉を見に行きます。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。