12月中旬。
京都市右京区のローム株式会社のイルミネーションを見に行きました。
ロームは、京都を代表するハイテク企業で、嵐山花灯路などのライトアップイベントにも協力しています。
そのロームは、毎年冬に本社周辺でイルミネーションを実施しています。
2018年は、11月22日から12月25日まで。
時間は、午後4時45分から10時まで行われているので、仕事帰りでも余裕を持って見に行くことができます。
光のプロムナード
ロームのイルミネーション会場は、JR丹波口から西に10分ほど歩いた辺りにあります。
西大路通を過ぎ、佐井通にやってくると、ロームの社屋近くの街路樹が暖色系の光をまとっていました。
佐井通の街路樹のイルミネーションは、光のプロムナードと呼ばれ、どの樹木も枝先まで、たくさんの電球が取り付けられていました。
秋が過ぎた後の街路樹は、葉が無くなり寂しい姿となりますが、夜の佐井通の木々は光の花がいっぱいです。
名倉公園
ロームの社屋の近くには、名倉公園があり、こちらもイルミネーションの会場となっています。
夜でも明るい公園で、子供たちが無邪気に遊んでいました。
ベンチには、青色の光の天井ができあがっていました。
なんともロマンチックなイルミネーションではないですか。
名倉公園では、縦長のパネルが8枚並べられ、音楽と共に光のグラフィックアートがパネルに映し出されます。
これは、光のカクテルガーデンと呼ばれるものです。
パネルは、高さ6メートル、横幅12メートルのLEDビジョンとのこと。
LEDビジョンの下には、高さ1メートルのLEDバーもたくさん立っており、LEDビジョンの映像と連動して光ったり消灯したりします。
以前にロームイルミネーションを見に行った時は、クリスマスらしい映像だったのですが、今年は玉や渦など、様々な光の動きが映し出されていました。
LEDビジョン全体がカラフルな光を放っています。
シンボルツリー
名倉公園を出て佐井通を北に進みます、
メタセコイアにも電球が取り付けられており、見上げると紅葉した木が、夜空を薄っすらと赤く染めていました。
佐井通と五条通の交差点にやって来ました。
ここでは、シンボルツリーのヤマモモの木が、まん丸い光に包まれていました。
交差点の向かい側から眺めると、シンボルツリーがとても大きく見えましたよ。
ローム本社のイルミネーションでは、土日祝日にホリデーイベントも開催されます。
プロのカメラマンに撮影してもらえる「イルミネーションスマイルフォト」やドアを開くと異次元の世界が待っている「不思議なきいろいドア」も登場します。
また、小川珈琲も出店するので、寒い夜でも体の中から温まるコーヒーやクラムチャウダーをいただけますよ。
ロームのイルミネーションは無料ですので、夜に京都にお越しの際は、ぜひローム本社にも立ち寄ってください。