2月3日の節分の日に京都市右京区の野宮神社(ののみやじんじゃ)に参拝した後、近くにある竹林の小路を歩きました。
竹林の小路は、嵐山でも有名な観光スポットです。
なので、ガイドブックなどでも採り上げられることが多く、そういったメディアを見て情報収集したと思われる旅行者や観光客の方が、よく竹林の小路を歩いていますね。
竹林の小路を小倉池まで歩く
竹林の小路は、京福電車の嵐山駅から西に5分ほど歩いた辺りにあります。
JRだと嵯峨嵐山駅が最寄り駅で、西に徒歩約10分の距離です。
さすがに冬なので、嵐山は観光客の姿が少な目。
それでも竹林の小路が無人になることはありません。
竹林の小路を歩いている人を見ていると、海外からの旅行者が多かったです。
嵐山は海外でもメディアでよく紹介されているのでしょうね。
竹林の小路の脇には、竹の枝で作られた囲いがあります。
この竹の枝の囲いも風情があって良いものです。
竹林は、いつみても真っ青であります。
空に向かってまっすぐに伸びるたくさんの竹を見ていると心が和んできます。
そして、不思議なことに竹林の中を歩いていると、湯豆腐を食べたくなります。
竹林の小路は、毎年12月に開催される嵐山花灯路でライトアップされます。
ライトアップされた竹林もきれいですから、一度は見ておきたいですね。
ただ、嵐山花灯路は人がとても多いですが。
御髪神社に参拝
竹林の小路を抜けて小倉池までやってきました。
小倉池のほとりには、日本で唯一の髪の神さまを祀る御髪神社(みかみじんじゃ)が建っています。
ここまで来たのですから御髪神社にも参拝していきましょう。
御髪神社の境内はとても小さいです。
木造りの鳥居近くに社務所があり、境内の奥に小さな本殿が建っています。
本殿に祭神として祀られているのは、藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)です。
藤原采女亮政之は、髪結業の始祖とされています。
鳥居の近くにある手水鉢。
石段を上って本殿の前へ。
そしてお参りです。
本殿の隣には髪塚があります。
神社の説明書には、「髪は人身の最上位にあって造化の神より賜った美しい自然の冠りであると共に生前にも残し得る唯一の分身としておおきな思恵に感謝する為副神として納祭し祈拝される」と書かれていました。
境内を囲む朱色の玉垣を見ていると、美容院やサロンなど髪と関係のある仕事をしている個人や会社の名が多くありました。
やはり、髪の神さまを祀る神社ですから、髪と関わる仕事をされている方々からの信仰が篤いようです。
本殿にお参りをしたので境内から出ましょう。
御髪神社の前の小倉池が、まるで氷のように空を水面に映していましたよ。
なお、御髪神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。