2017年の元日に京都市上京区の護王神社に初詣に行ってきました。
護王神社は足腰の守り神なので、今年1年間、元気に京都を散策できるように祈願してきました。
本物のイノシシ
護王神社は、地下鉄丸太町駅もしくは今出川駅が最寄り駅です。
丸太町駅からだと烏丸通を北に徒歩約5分、今出川駅からだと烏丸通を南に徒歩約5分ですね。
護王神社の東の鳥居までやってきました。
鳥居の扁額の下には元日らしく「初詣」と書かれていますね。
信号を渡り、鳥居をくぐって境内へ。
それほど初詣客はいないだろうと思っていたのですが、境内には本殿にお参りをしようとたくさんの人が並んでいました。
人が少なくなってから本殿にお参りをしましょう。
護王神社は、境内にイノシシがたくさんいることで有名です。
狛猪はもちろんのこと、手水屋には幸運の霊猪、他にも屋根の上に小さなイノシシがいたり、たくさんのイノシシの展示品があります。
イノシシは、その昔、護王神社の祭神の和気清麻呂を助けたと伝えられていることから、当社では霊猪を祀るようになっています。
足腰が疲れていた和気清麻呂は、イノシシのおかげで元気になったとも伝えられていますね。
拝殿の北隣の聖鳳殿の前には、本物のイノシシが3頭いました。
下の写真に写っているのは、ももちゃん。
白い姿をしたイノシシは、かりんちゃん。
イノシシというと、突進してくる印象がありますが、護王神社にいた3頭のイノシシは檻の中に入って静かにしていましたよ。
芸もできるのだとか。
おとなしくしている姿は、イヌと変わらないですね。
境内の北西には、イノシシのはく製が展示されています。
ももちゃんやかりんちゃんを見た後にイノシシのはく製を見ると、複雑な気持ちになります。
そろそろ初詣客が少なくなったかなと思って本殿に向かったものの、列は長いまま。
一番後ろに並んだら、どれだけの時間がかかるかわかりません。
なので、本殿の南隣の子供守神と足腰守神が祀られている社殿にお参りをしました。
これで、今年も元気に京都散策ができそうです。
拝殿の前には、大きな酉年の絵馬が掲げられていました。
まるでイノシシがニワトリを狙っているかのようです。
本殿の右前にある足萎難儀回復の碑。
この碑に足腰の病気や怪我の回復を祈願するために多くの参拝者が訪れるそうです。
足形に乗ったり、碑をさすって祈願します。
本殿近くは初詣客が多かったですが、境内の北側は静かでした。
東側の鳥居は混雑しているので、北側から外に出ることにしました。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。