7月中旬に京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)にハス、スイレン、アサザを見に行ってきました。
石清水八幡宮は男山の山上にあるので、ケーブルに乗車するか山道を登って行かないと本殿にお参りできません。
でも、ハスが咲く池は男山のふもとにあるので、山の上まで行く必要はありません。
なので、暑い夏でも、それほど汗をかかずに済みます。
真っ白なハス
石清水八幡宮の最寄り駅は、京阪電車の八幡市駅です。
駅から南に3分ほど歩き、走井餅屋さんの向かいに一の鳥居が建っているので、それをくぐります。
すると、右手に池があります。
池はたくさんのハスの葉で埋め尽くされていました。
そして、真っ白なハスの花も、所々で咲いています。
石清水八幡宮のハスの花は、とても大きく、人の頭くらいはあります。
こんなに大きなハスの花は珍しいですね。
まだ池全体では、ハスの花が少な目でした。
7月末くらいには、ハスの花がたくさん咲いているでしょうね。
スイレンとアサザ
池には、スイレンの花も咲いていました。
スイレンも真っ白な花ばかり。
全体的にスイレンの花は少な目です。
でも、スイレンの葉が、水面を覆い尽くしていますので池全体は緑色。
雨が降ったら、葉の上でカエルが鳴きだしそうな感じです。
スイレンに混ざって咲く黄色い花はアサザです。
花の大きさはスイレンよりも小さ目で、サツキの花と同じくらいでしょうか。
アサザは、環境省分類では準絶滅危惧となっています。
石清水八幡宮で咲いているアサザは、近くの河川で自生しているのを発見し、河川から移植したものです。
アサザは、夏から秋にかけて花を咲かせます。
石清水八幡宮では7月と8月に花が咲いているのを見たことはありますが、それ以外の時期では花を見たことがないですね。
アサザを見ていると、時折、水面がボコボコと揺れることがあり、いったいなんだろうと思っていたら鯉でした。
黒色の鯉なので、池との区別がつきませんでしたよ。
石清水八幡宮のハスは、お盆辺りまでは見ごろを保っていると思います。
スイレンとアサザも、その頃までは楽しめるでしょうね。
夏に石清水八幡宮に参拝した時は、ハス、スイレン、アサザも見ておきましょう。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。