3月30日に京都市東山区の高台寺から南に歩き清水寺まで桜の開花状況を見てきました。
清水界隈は、いつも観光客や旅行者の方で賑わっているのですが、春の桜の季節はさらに人出が増して活気づきます。
なので、なかなかのんびりとは桜を観賞できないのですが、京都らしい町並みと桜がとても調和しているので、一度は春に散策したいですね。
高台寺
台所坂を上りきって高台寺の入り口へ。
塀越しに見える枝垂れ桜が、ちょうど見ごろを迎えていました。
外からでも、これだけきれいなのですから境内に入れば、もっと美しい姿を見れるでしょうね。
でも、今回は枝垂れ桜を外から眺めるだけに。
高台寺の茶店の前のソメイヨシノは3分咲き。
駐車場のソメイヨシノも同じく3分咲きですね。
この様子だと、高台寺のソメイヨシノの見ごろは4月2日以降になりそうです。
八坂の塔から三年坂
高台寺の次は石畳の道を南に歩いて八坂の塔が見える辺りにやってきました。
通り脇の建物の庭から顔をのぞかせている枝垂れ桜のおかげで、春らしい八坂の塔の姿を見れました。
二年坂を過ぎて三年坂へ。
三年坂には、料理屋さんの敷地から伸びる立派な枝垂れ桜があります。
すぐにでも枝垂れ桜の下まで行きたかったのですが、途中にある興正寺本廟のソメイヨシノも見ておきましょう。
参道の入り口付近のソメイヨシノは3分咲き。
見ごろまであと3日ほどかかりそうです。
そして、三年坂を上りきって先ほどの枝垂れ桜の真下にやってきました。
青空から降り注ぐ枝垂れ桜。
すばらしい眺めであります。
三年坂を上りきったところに建つ経書堂(きょうかくどう)のソメイヨシノも、まだ3分咲き程度です。
こちらも見ごろには、あと3日ほどかかりそうですね。
清水寺
経書堂の辺りから、一気に観光客の数が増えて、前に進まなくなりました。
皆さん、清水寺に向かうのでしょうね。
観光シーズン以外の季節なら、3分程度で清水寺の入り口に到着するのですが、この日は、10分以上かかりました。
周りにいる観光客の方は、その話し声から台湾か中国からお越しのようです。
年々、京都は、海外からの旅行者が増えています。
もっともっと海外からの観光客の方が増えれば、京都はさらに観光地として磨きがかかるはず。
そんなことをあれこれと考えながら歩き、清水寺の仁王門前までやってきました。
仁王門の左にある赤い花を咲かせた木は紅梅。
見ごろは過ぎていましたが、それでも遠目からでも赤い花がたくさん咲いているのがわかります。
仁王門近くの枝垂れ桜は満開です。
随求堂(ずいぐどう)前の桜は、ソメイヨシノが咲き始め。
白い桜は彼岸桜なのでしょうか。こちらは花をたくさん咲かせていましたよ。
中興堂前の枝垂れ桜は咲き始めたばかり。
見ごろはソメイヨシノと同じ時期でしょうね。
清水界隈の桜は、枝垂れ桜はどこもほぼ見ごろでした。
ソメイヨシノは3分咲きから5分咲き程度で、見ごろを迎えるのは4月2日か3日と思われます。
清水寺に桜を見に行こうと計画されている方は、人の多さを覚悟しておいてください。