2月15日に京都市東山区の大谷本廟(おおたにほんびょう)にお参りしてきました。
前日に降った大雪が残っていることを期待してのことです。
京都の中心部に近いところでの雪景色は、そうそう見る機会がないですからね。
こういう時には積極的に見に行かなければなりません。
解け始めていた雪
大谷本廟は、京阪電車の清水五条駅から東に10分も歩けば到着します。
入口の円通橋に到着。
雪は、橋の両脇に少し残っているだけですね。
小雨も降っていたので、徐々に解かされていってるようです。
円通橋を渡り参道をゆっくりと歩いて行きます。
下が濡れているので、急いで歩くと転んでしまいますからね。
少し遠目から総門を見ると、屋根に雪が積もっていました。
近くに寄って見たいところですが、そうすると、真下から見上げることになるので、屋根の上の雪が見えなくなってしまいます。
もどかしいものがありますね。
総門の前まで来ると、雪に負けずに赤い椿の花がきれいに咲いていました。
そろそろ椿もきれいな花を咲かせる時期ですね。
椿は桜の咲くころまで楽しむことができます。
様々な品種があるので、見ていて飽きません。
総門をくぐり仏殿へと向かいます。
仏殿前の石段下には、割と多くの雪が残っていました。
芝生にも、もう少し雪が残っていると絵になるんですけどね。
仏殿の屋根の上の雪は、ほとんど解けかかっていました。
しとしとと降る雨が、少しずつ雪を解かしていってるのがよくわかります。
参道脇の砂利の上の雪も、ほとんどなくなっている状況です。
午前中に訪れたのですが、雪の解けるのが予想以上に早いですね。
もっと、積もっていると思ったのですが。
境内の一番奥に建つ明著堂まで来ると、もうほとんど雪が解けていました。
かろうじて屋根の隅に雪が残っていますが、雪景色とは言えませんね。
それでは、明著堂にお参りをしておきましょう。
花を供えている辺りは、雨に濡れていないせいか、多くの雪が残っていました。
お寺の方が、雪を隅に寄せておいたのでしょうか。
境内全体も、これくらいの雪が積もっていると良かったのですが、仕方ないですね。
一面真っ白な雪景色を見ようと思うなら、人が自然に合わせて行動するしかないでしょう。
とは言え、普段あまり見ることがない雪を見れたので、良しとしましょう。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。