5月下旬に京都市東山区の清水寺にサツキを見に行った後、北西に約5分歩き、興正寺本廟(こうしょうじほんびょう)に参拝しました。
清水一帯は、人が非常に多く、歩いていてもなかなか前に進めないのですが、興正寺本廟を訪れる人は少ないです。
ついでに立ち寄っても良さそうなものですが、誰も境内に入って行かないので、他の人も入ろうとしないのかもしれません。
参道わきに並んだサツキ
興正寺本廟には、京阪電車の清水五条駅から北東に約20分歩くと到着します。
市バス停「清水道」からだと東に徒歩約10分です。
清水寺から清水坂を下り、産寧坂(さんねいざか)にやって来ました。

産寧坂
相変わらずの人の多さ。
以前は、立派な枝垂れ桜があったのですが、2024年春に倒れてしまいました。
残念ではありますが、その代わり、枝垂れ桜がなくなったことで見晴らしが良くなっています。
興正寺本廟の入り口は、産寧坂の石段を下りてすぐの場所にあります。

参道
参道わきではサツキが咲いていました。

参道わきのサツキ
参道をまっすぐ進むと、庫裡(くり)が現れます。
そして、庫裡の隣には、石段があり、その近くにカエデが植わっています。

石段下のカエデ
カエデは、まだ黄緑色が美しく新緑の状態を保っていますね。
石段を上った先に本堂があります。
そして、本堂の南側に建つ鐘楼の隣に親鸞聖人の像があります。

親鸞聖人
興正寺本廟は、下京区にある興正寺の親鸞聖人の廟所です。
鐘楼からさらに奥に向かう参道の両脇に整然とサツキが並んでいました。

整然と並ぶサツキ
サツキは、まだ咲き始めて間もないようでしたが、満開になると両脇が明るいピンク色になるのでしょうね。
あと数日遅くに参拝した方が良かったようです。
親鸞聖人の本廟へと続く石段。

本廟付近のカエデ
ここのカエデも、黄緑色が美しいです。
本廟の前にやって来ました。

本廟
多くの花が供えられていますね。
それでは、お参りをしましょう。
再び鐘楼の近くに戻ります。
先ほど見た参道わきのサツキをもう一度観賞。

サツキと鐘楼
この日は曇っていましたが、晴れていれば、もっと爽やかな写真になっていたことでしょう。
鐘楼付近のサツキは、やっと咲き始めたものも多く、見ごろを迎えるのはこれからといった感じです。

サツキと梵鐘
お参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることに。
興正寺本廟のサツキは、5月末には見ごろを迎えていると思います。
見ごろは6月上旬まで続きそうですよ。
この後は、大谷祖廟にサツキを見に行きます。