5月15日に京都市左京区の寂光寺に参拝した後、北に約30分歩き、河合神社(かわいじんじゃ)を訪れました。
河合神社は、糺(ただす)の森に鎮座する下鴨神社の摂社です。
美人祈願の社として人気があり、境内は女性の参拝者の姿が多いですね。
大混雑の境内
河合神社には、京阪電車の出町柳駅から北西に約7分歩くと到着します。
この日は、葵祭の路頭の儀が行われ、糺の森は大混雑していました。
河合神社も、普段より人が多く、鳥居前から混雑していますね。

鳥居
鳥居をくぐり、さらに神門をくぐって境内に入ります。

神門
境内の中央には拝殿が建っており、その前には参拝者が奉納した鏡絵馬が並べられています。

鏡絵馬
鏡絵馬に化粧を施し、美人祈願をするのが河合神社の特徴です。
鏡絵馬の裏側は真っ赤。

鏡絵馬の裏側
いままで表側しか見たことがなかったので、裏側がこんな姿をしているとは知りませんでした。
本殿前は、お参りをしようとする方たちが長蛇の列を作っていました。

本殿前
2人ずつお参りをしているから列が長くなっているんですね。
下鴨神社の本殿の前には、神さまは、どの角度からお参りしても願い事を聴いてくれると書かれていましたから、5人くらいまとめて横に並んでお参りをしても問題ないはずです。
境内の東側に植わっているエゴノキが、真っ白い花をたくさん咲かせていましたよ。

エゴノキ
葉の下側にうつむくように咲くのが特徴的です。
これまで、何度も河合神社にお参りをしていますが、エゴノキの花を見たのは今回が初めてです。
河合神社の境内は、カエデに囲まれ全体が緑色。

新緑
本殿前の列が全く短くなる気配がなかったので、隣の貴布禰神社(きふねじんじゃ)にお参りをすることに。

貴布禰神社
祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)です。
水の神として有名ですね。
貴布禰神社の狛犬は赤色で、頭に角が生えています。

貴布禰神社の狛犬
目がまるで生きているように見えますね。
それにしても、参拝者が減る気配がありません。

境内
路頭の儀の行列は、すでに下鴨神社に到着しているのですが、河合神社の賑わいは、しばらく続きそうでしたよ。
この後は、葵祭の走馬の儀を観覧します。
なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。