4月29日から5月3日まで、京都市左京区の平安神宮で、センテニアル・ナイトが実施されています。
これは、「京都競馬場 100th Anniversary 奉納ライトアップ」で、京都競馬場が今年で100周年となることを祝して開催されるものです。
ライトアップ時刻は、午後6時から8時30分までで、普段は、有料の神苑に無料で入ることができます。
ということで、私もセンテニアル・ナイトに行ってきました。
灯ろうアート
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
午後6時には、平安神宮の前の岡崎公園にいましたが、まだ空が明るかったので6時30分頃まで時間をつぶして境内に入りました。
人は意外と少なめですね。

大極殿
応天門と大極殿の間には、灯ろうアートが展示されていました。

京都競馬場100周年の灯り
100周年ということで、「100」の形に灯籠が並べられていますね。
来場者は、手書きメッセージを灯ろうの中に入れて実際に灯すことができますよ。
大極殿の前には、等身大の馬の像も置かれていました。

馬と大極殿
大極殿の屋根にプロジェクションマッピングが映し出されていましたが、まだ空が明るかったので、映像が薄っすらとしていますね。
神苑のライトアップ
神苑のライトアップも見ようと入り口に行ったのですが、戸が閉まっていました。
もう少し暗くなるまで待たないと戸が開かないのかなと思っていたら、普段は出口となっている境内の東側から神苑に入るようになっていました。
意表を突かれましたね。
出口から東にある東神苑に向かう途中で北に曲がります。
日中の神苑拝観時でも入ることができない場所に入れるようになっていました。
貴賓館として使われる尚美館の裏側ですね。

尚美館の裏側
今までは行ったことがない場所なので新鮮であります。
木々の葉が緑色にライトアップされていますね。
藤棚は青色の光に包まれていました。

藤棚
藤の花も咲いていましたが、ライトと同じ色をしているので遠目からだとよくわかりません。
この藤棚も、普段は見られないのではないでしょうか。
順路に進み、中神苑にやって来ました。
中神苑の中央には、蒼龍池が配されており、その周囲で様々な色のライトが灯っています。

中神苑
ライトは、赤色や青色に変化するようになっていましたよ。
飛び石の臥龍橋付近も青色にライトアップされていますね。

臥龍橋
さすがに夜ということもあり、臥龍橋は渡れませんでした。
池に落ちたら黄泉の国に引きずり込まれそうな光であります。
中神苑から東神苑にやって来ました。
先ほど、裏側を通過した尚美館には、歴代の名馬の映像が映し出されていました。

尚美館のプロジェクションマッピング
東神苑の大部分を占める栖鳳池からは、スモークも上がっていましたよ。
プシューと音がしたり、演出が凝っていますね。
栖鳳池に架かる泰平閣の中は、ミラーボールがくるくると回り、床や天井に宝石のような光りが映し出されていました。

泰平閣の中
泰平閣の中からも、尚美館のプロジェクションマッピングを眺められますよ。
泰平閣を渡り切り、出口に向かいます。
そして、再び、大極殿の前にやって来ました。

大極殿のプロジェクションマッピング
空も暗くなり、大極殿の屋根の映像も見やすくなっています。
雅な音楽に合わせ、パカランパカランと馬が屋根の上を走ります。
最後に応天門前から境内全体を眺めます。
大極殿の屋根には、「平安神宮百三十年祭」の文字が浮かび上がっていましたよ。

ライトアップされた境内
応天門もライトアップされたていたのですが、それに気付かず平安神宮を後にしたのが心残りであります。
センテニアル・ナイトは5月3日まで行われていますから、ぜひ、この機会に平安神宮に参拝してはいかがでしょうか。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。