4月中旬。
京都市伏見区の与杼神社(よどじんじゃ)に参拝しました。
与杼神社には、3月にも河津桜を見に来ています。
京都の桜は終わりを迎え、初夏の景色に変わりつつあります。
きれいに咲く芝桜と咲き始めたツツジ
与杼神社には、京阪電車の淀駅から南西に約2分歩くと到着します。
駅のバスターミナルに近い鳥居。

鳥居
鳥居をくぐった場所に植わっている桜は、すっかり緑色。

桜
10日ほど前には桜が満開だったのに季節の移り変わりは早いものですね。
イチョウも若葉をつけています。

イチョウ
まだ、葉が少なく見えますが、そろそろ全身が黄緑色になることでしょう。
そのイチョウの足元では、芝桜がたくさんの花を咲かせていました。

芝桜
この時期に与杼神社を訪れたことがなかったため、境内で芝桜が咲くことを知りませんでした。
一面が芝桜を埋め尽くすといった景色ではありませんが、所々、足元が赤紫になっているだけでもきれいに感じますね。
ツツジも咲き始めていましたよ。

ツツジ
ゴールデンウィークに入ると、満開になることでしょう。
それでは、本殿にお参りをしましょう。

本殿
与杼神社は、応永年間(961-964年)に創建されたということですから、1000年以上の歴史を持っていることになります。
当初は、水垂町に祀られ桂川の水上運輸の守護神として崇敬されていましたが、明治33年(1900年)に淀川改修工事のため現在地に移転されました。
境内の端には、立派なクスノキも植わっています。

クスノキ
与杼神社は、背が高い木が目立ちますね。
拝殿には、鯉のぼりが設置されていました。

鯉のぼり
ゴールデンウィークになると、子どもたちも与杼神社に遊びに来ることでしょう。
境内の南側では、椿が咲いていました。

椿
椿はまだたくさんの花を咲かせていましたが、そろそろ終わりが近そうです。
椿の近くでも、芝桜が赤紫色の花を咲かせていましたよ。

椿と芝桜
与杼神社を訪れる人はほとんどおらず、静かにこれから初夏に向かう景色を楽しむことができました。
与杼神社の芝桜は4月中はきれいに咲いているのではないでしょうか。
ツツジは咲き始めだったので、ゴールデンウィークに見ごろを迎え、5月10日頃まで楽しめると思います。
この後は、淀城跡公園を歩きます。
なお、与杼神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。