4月上旬に京都市東山区の大谷本廟に桜を見に行った後、東に約5分歩き、妙見堂に参拝しました。
妙見堂は、あまり人に知られていないお寺で、普段から訪れる人も少なめです。
境内には、ソメイヨシノが多く植えられており、満開になると華やかな景色を見ることができます。
舞台から見る桜
妙見堂には、京阪電車の清水五条駅から東に約15分歩くと到着します。
市バス停「五条坂」からだと、東に徒歩約8分です。
東山五条の交差点と大谷本廟の円通橋の間にある細い登り坂を歩いていくと、左手に広々とした墓地が見えてきます。
その細い道を墓地の真ん中あたりまで歩いてくると、妙見堂の鳥居が現れます。

鳥居
鳥居をくぐると、山門があり、その奥が境内です。
山門の中央下には、ソフトボールくらいの大きさの石が置かれています。
これに気づかず、つまづいて、危うく転倒するところでした。
石は、石畳と同じ白色をしていて目立ちにくいので、山門をくぐる際は、下を向いて歩きましょう。
おそらく、この石は、門を閉じるときの支えにするために設置してあるのでしょう。
境内に入ると、満開の桜が迎えてくれました。

満開の桜
2つ目の鳥居の脇に植えられている桜も満開ですね。

鳥居と桜
鳥居の手前には、一対の茶色の狛犬が置かれています。
この狛犬は備前焼でできているから、このような色をしているんですね。

備前焼の狛犬
鳥居の奥に妙見堂が建っているのでお参りをしましょう。

妙見堂
妙見堂の西側には絵馬堂があり、舞台造となっています。

絵馬堂の舞台
この舞台からは、東山の街を望めますよ。
テーブルとイスも用意されているので、東山観光の休憩にもちょうど良いです。
ただ、この日は風が強く、落ち着いて休憩できませんでした。
舞台から眺める境内の桜。

舞台から眺める桜
良い景色ですね。
桜と一緒に見る絵馬堂の舞台は、宙に浮いているようであります。

舞台と桜
妙見堂は、あまり広くないので、桜の花が境内全体を埋め尽くしているように見えました。
妙見堂を背に見上げる桜もきれいですね。

桜と妙見堂
私が妙見堂にいる間、20人ほどの旅行者の方がいました。

お堂わきの桜
全員海外からお越しの方ですね。
皆さん、よく調べて桜を見に来たようです。
妙見堂の桜は、4月上旬に満開となっていました。
私が訪れた日が、見ごろの最盛期だったのではないでしょうか。
この後は、建仁寺に桜を見に行きます。