4月上旬に京都市東山区の豊国廟に桜を見に行った後、北西に約12分歩き、大谷本廟(おおたにほんびょう)に参拝しました。
大谷本廟は、五条坂に建つ西本願寺の親鸞聖人の廟所です。
この辺りは、清水寺に向かう旅行者や観光客の方が大勢歩いており、そのついでに大谷本廟を訪れる人の姿も見られます。
桜が咲く4月上旬は、大谷本廟も、普段より賑わいを見せますね。
見ごろの桜
大谷本廟には、京阪電車の清水五条駅から、五条通を東に約7分歩くと到着します。
入り口の近くの信号付近は、桜が満開でした。

満開の桜
桜を眺められるので、信号待ちが苦になりません。
入り口に架かる円通橋と桜。

円通橋と桜
海外からお越しの方が、ここで記念撮影をするのは、春の風物詩になっていますね。
円通橋を渡り、参道を東に向かって歩きます。

参道
参道の途中に植わっているソメイヨシノも見ごろですね。

桜越しに見る総門
そして、参道わきの乙女椿も、大きな花をたくさん咲かせ見ごろとなっていました。

乙女椿
乙女椿は、花びらがぎゅっと詰まって見ごたえがあります。
乙女椿の向こうに見えるのは、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の像です。
参道の石段上に建つ総門をくぐります。
その先は、広くなっており、奥に仏殿が建っています。
仏殿の前に植わっている桜は背が高く、こちらも満開になっていました。

桜と仏殿
桜の下では、花噴水も見られますよ。

花噴水と仏殿
それでは、仏殿にお参りをします。
花噴水と一緒に見る桜。

花噴水と桜
この日は、円通橋付近は大勢の人がいましたが、仏殿近くは比較的空いていました。
他の桜の名所も、大谷本廟くらい空いていると落ち着いて歩けるのですが。
桜と総門の屋根。

桜と総門の屋根
檜皮葺の屋根を見ていると心が和みます。
二天門をくぐり、仏殿の東側にやって来ました。
ここは広々としています。
奥に建つのは、明著堂です。

明著堂
敷地の南側には、八重桜が1本植わっていますが、まだ開花していませんでした。
八重桜が見ごろを迎えるのは、毎年4月中旬です。
その頃になると、京都市内は人が少なくなっているでしょうね。
4月上旬の大谷本廟は、桜が満開でした。
人がそれほど多くなく、比較的のんびりと桜を見ることができましたよ。
この後は、妙見堂に桜を見に行きます。
なお、大谷本廟の詳細については以下のページを参考にしてみてください。