3月中旬に京都市下京区の梅小路公園に梅を見に行った後、北東に約15分歩き、菅大臣神社(かんだいじんじんじゃ)に参拝しました。
菅大臣神社が建つ地は、菅原道真の邸宅跡と伝わっており、境内には梅が数本植えられています。
遅咲きの品種が多く、他の京都の梅の名所より見ごろを迎えるのが遅いのが特徴です。
見ごろの枝垂れ梅と咲き始めの紅梅
菅大臣神社には、地下鉄の四条駅、または、阪急電車の烏丸駅から南西に約7分歩くと到着します。
西洞院通に面する入り口の前にやって来ました。

入り口
門をくぐり、石畳の参道を東に向かって歩きます。
参道の南側の白梅は、すでに見ごろを終え、花数が少なくなっていました。

参道
参道の北側には紅梅が植えられており、こちらは咲き始めでしたよ。
まずは本殿にお参りをしましょう。

本殿
祭神の菅原道真は、学問の神さまとして有名ですね。
頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
本殿前の鳥居わきには、枝垂れ梅が植えられており、ちょうど見ごろを迎えていました。

枝垂れ梅
ピンク色の花が青空を背景に美しく咲いていますね。
菅大臣神社の枝垂れ梅は、八重咲きなので、花がとても大きく見えます。

狛犬と枝垂れ梅
枝垂れ梅の枝先。

枝垂れ梅の枝先
花びらがぎゅうぎゅう詰めになっているのがわかります。
これだけたくさんの花びらがあるから、遠くからでも華やかに見えるんですね。
境内では、ボケも赤色の花を咲かせていました。

ボケ
3月になると、ボケや桃などの花も見られるようになります。
春の到来を感じますね。
本殿前に植わっている紅梅は、咲き始めたばかりでしたが、大きく膨らんだつぼみがたくさんあり、遠目からだと多くの花が咲いているように見えました。

紅梅
鳥居近くの紅梅も咲き始めですが、こちらも、つぼみが大きく膨らみ木全体が赤くなっていましたよ。

鳥居と梅
この日は、鳥居付近の梅の前で数人の参拝者が写真を撮っていました。
普段から、参拝者は少なめで、梅が見ごろを迎えても訪れる人はほとんどいません。
手水舎の牛が、首輪をつけて、こちらをじっと見つめていました。

牛
菅大臣神社は、3月中旬に枝垂れ梅が見ごろを迎えていましたが、紅梅はまだ咲き始めでした。
枝垂れ梅は、3月23日頃まで見ごろを保っているのではないでしょうか。
紅梅は、3月22日以降に見ごろになると思います。
なお、菅大臣神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。