2月下旬。
京都市伏見区の与杼神社(よどじんじゃ)に参拝しました。
与杼神社には、1月にも訪れているので、今年に入って2回目の参拝になります。
そろそろ境内で河津桜が咲く頃なので、その様子を見に来た次第であります。
開花前の河津桜
与杼神社には、京阪電車の淀駅から西に2分ほど歩くと到着します。
与杼神社の鳥居の前にやって来ました。

鳥居
鳥居をくぐって参道へ。
参道の両脇には、多くの自動車が駐車しています。

参道
今では珍しくなくなりましたが、京都の寺社では、境内の一部を駐車場として利用しているところが多くなっています。
駐車場の近くでは、スイセンが植わっていますが、まだ花は咲いていませんでした。

スイセン
背丈も低く、今年は育つのが遅いですね。
こちらは神輿庫。

神輿庫
立派な建物ですね。
中にはもちろん、神輿が保管されており、秋季大祭では神輿渡御が行われますよ。
1月に見たサザンカは、2月下旬になっても元気に咲いていました。

サザンカ
サザンカは寒さに強い花ですよね。
真っ赤な花を見ていると、寒さが吹き飛んでいきそうです。
拝殿の後ろに本殿が建っているのでお参りをしましょう。

本殿(左)と拝殿(右)
与杼神社は、平安時代から淀付近の産土神(うぶすながみ)として信仰されています。
ちなみに本殿は、昭和55年(1980年)に再建されたものです。
さて、河津桜ですが、境内の北側に植わっています。
一目見ただけで、花が咲いていないのがわかりますね。

河津桜
枝先を見ると、つぼみが膨らんできていましたが、まだ開花には時間がかかりそうです。

河津桜のつぼみ
例年だと、2月下旬になれば、ちらほらと花が咲いているのですが、今年は開花が遅れていますね。
2月の京都は寒波が訪れたので、その影響があるのでしょう。
梅の開花も遅かったですからね。
本殿の近くに植えられている椿のつぼみ。

椿のつぼみ
つぼみの先が赤くなっており、そろそろ花が開きそうであります。
椿は、冬から春にかけて花を咲かせますが、こちらも、河津桜と同じく開花が遅くなっているようです。
網の中に入ったキツネ。

網に入ったキツネ
なんとも窮屈そうな姿であります。
2月下旬の与杼神社は、まだ冬が続いており、春には遠い状況でした。
河津桜の開花は、2月末から3月初旬になると思います。
この後は、淀水路に河津桜の開花状況を見に行きます。
なお、与杼神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。