1月9日に京都市左京区の岡崎神社に参拝した後、南東に約7分歩き、平安神宮を訪れました。
平安神宮は、古風な名ですが、創建されたのは明治28年(1895年)と京都市内の神社の中では比較的新しい部類に入ります。
それでも、普段から多くの旅行者や観光客の方が参拝するのは、建物が平安時代のような姿をしているからなのでしょう。
曇り空の下の境内
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
駅から平安神宮に向かう際は、大鳥居をくぐっておきたいですね。
今回は、大鳥居はくぐらず、応天門の前にやって来ました。
岡崎神社にいる間に雪が降り、その後も、空は曇ったままでした。
応天門の柱には、新年らしく迎春の文字が記されています。
そして、開運厄除神矢もかかっていました。
境内に入ります。
いつもながら、広々としていますね。
時折、日が差すものの、頭上は雲に覆われ、薄暗さを感じます。
こちらは蒼龍。
昨年は、辰年だったので人気でしたが、巳年の今年は近づく人の姿が見られませんね。
境内の南東角。
白砂の中に部分的にコケが生えているのが、和の風情を感じさせます。
神楽殿(かぐらでん)の前では、たくさんのおみくじが結ばれていました。
以前、元日に参拝したことがありますが、初詣客がとても多かったですね。
おみくじの数から、今年の元日も大勢の初詣客で賑わったことでしょう。
工事中の大極殿。
今年は、平安神宮の創建から130年ということで、平安神宮百三十年祭記念事業が行われています。
社殿は、朱塗り塗替工事が行われるそうですから、工事が終われば、大極殿の柱はピカピカの朱色に蘇ることでしょう。
それでは、大極殿に上がり、本殿にお参りをしましょう。
大極殿の左前に植わっている右近の橘は養生中。
橘は黄色い実をたくさん付けていますね。
橘の実は、11月に橘の実摘取始式並収穫奉告祭が行われ神前に供えられます。
そして、翌年に橘酒として参拝者に授与されるそうです。
境内の南西にいる白虎。
こちらも、3年前の干支ということで、今年は注目されていませんね。
頭上は、さらに雲が厚くなってきました。
境内が薄暗いと神社にお参りをしても、あまり晴れやかな気分にならないですね。
それでも、新年にお参りできたので良しとしましょう。
この後は、恵美須神社に参拝します。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。