工事中の平安神宮に新年の参拝・2025年

1月9日に京都市左京区の岡崎神社に参拝した後、南東に約7分歩き、平安神宮を訪れました。

平安神宮は、古風な名ですが、創建されたのは明治28年(1895年)と京都市内の神社の中では比較的新しい部類に入ります。

それでも、普段から多くの旅行者や観光客の方が参拝するのは、建物が平安時代のような姿をしているからなのでしょう。

曇り空の下の境内

平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。

駅から平安神宮に向かう際は、大鳥居をくぐっておきたいですね。

今回は、大鳥居はくぐらず、応天門の前にやって来ました。

応天門

応天門

岡崎神社にいる間に雪が降り、その後も、空は曇ったままでした。

応天門の柱には、新年らしく迎春の文字が記されています。

そして、開運厄除神矢もかかっていました。

開運厄除神矢

開運厄除神矢

境内に入ります。

いつもながら、広々としていますね。

境内

境内

時折、日が差すものの、頭上は雲に覆われ、薄暗さを感じます。

こちらは蒼龍。

蒼龍

蒼龍

昨年は、辰年だったので人気でしたが、巳年の今年は近づく人の姿が見られませんね。

境内の南東角。

南東角

南東角

白砂の中に部分的にコケが生えているのが、和の風情を感じさせます。

神楽殿(かぐらでん)の前では、たくさんのおみくじが結ばれていました。

おみくじ

おみくじ

以前、元日に参拝したことがありますが、初詣客がとても多かったですね。

おみくじの数から、今年の元日も大勢の初詣客で賑わったことでしょう。

工事中の大極殿。

工事中の大極殿

工事中の大極殿

今年は、平安神宮の創建から130年ということで、平安神宮百三十年祭記念事業が行われています。

社殿は、朱塗り塗替工事が行われるそうですから、工事が終われば、大極殿の柱はピカピカの朱色に蘇ることでしょう。

それでは、大極殿に上がり、本殿にお参りをしましょう。

大極殿の左前に植わっている右近の橘は養生中。

橘の実

橘の実

橘は黄色い実をたくさん付けていますね。

橘の実は、11月に橘の実摘取始式並収穫奉告祭が行われ神前に供えられます。

そして、翌年に橘酒として参拝者に授与されるそうです。

境内の南西にいる白虎。

白虎

白虎

こちらも、3年前の干支ということで、今年は注目されていませんね。

頭上は、さらに雲が厚くなってきました。

曇り空

曇り空

境内が薄暗いと神社にお参りをしても、あまり晴れやかな気分にならないですね。

それでも、新年にお参りできたので良しとしましょう。

この後は、恵美須神社に参拝します。

なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊