1月9日に京都市左京区の大豊神社に参拝しました。
大豊神社は、末社の大国社に狛鼠がいることで有名ですが、他に狛巳(こまみ)もいます。
2025年は、巳年ですから新年の早い時期に狛巳を拝んでおけば良いことがありそうです。
黒色と白色の狛巳
大豊神社には、市バス停「宮ノ前町」から東に約3分歩くと到着します。
哲学の道沿いにある大豊橋が、大豊神社の入り口になっていますね。
冬は、哲学の道を歩く人が少なく、春の桜の時期と比較すると閑散としていました。
参道を東に向かって歩いていきます。
参道には、参拝者の姿がありましたが、それほど多くありません。
境内に入ります。
中央には、拝殿が建ち、その後ろの石段上に本殿があります。
大豊神社は椿ヶ峰のふもとに鎮座しています。
その名のとおり、境内には椿がたくさん植わっていますよ。
ただ、まだ時期が早かったため、椿の花は少ししか咲いていませんでした。
大豊神社の椿は種類が多く、2月以降4月にかけて順に花が咲いていきますよ。
センリョウは、赤い実をたくさん付けていました。
センリョウの実を見ると、真冬だと感じますね。
石段を上って本殿の前にやって来ました。
まずは、本殿にお参りをしましょう。
大豊神社は、仁和3年(887年)に宇多天皇の御病平癒祈願のため、藤原淑子が医薬祖神の少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのが始まりです。
後に菅原道真と応神天皇が合祀されています。
本殿の左側には、座禅を組んだ黒色の狛巳がいます。
狛巳のご利益は、治病健康長寿、金運恵授、若返りです。
しっかり拝んで、健康長寿と金運のご利益を授かっておきましょう。
本殿の右側には、白色の狛巳がいますよ。
黒色の狛巳は2012年に登場しましたが、白色の狛巳は近年に置かれるようになりました。
以前は、黒色の狛巳は、地面に置かれていたのですが、数年前に本殿の前に移されています。
大国社の狛鼠にも挨拶をしておきましょう。
足元には、たくさんのドングリが置かれていました。
椿が咲く頃になると、頭の上に花を乗せられたりしていますね。
石の上には、小さなヘビが3体。
これは、おみくじのようですね。
大豊神社では、十二支のおみくじを授与所で授かることができますよ。
今年はヘビのおみくじが人気なのでしょうか。
一番人気は、おそらくネズミでしょうね。
そろそろ大豊神社から出ましょう。
三箇日を過ぎたので、境内は人が少なめでした。
狛巳、狛鼠以外にも、狛猿、狛鳶もいるので、お参りした時は見ておきましょう。
なお、大豊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。