10月11日に京都市上京区の京都御苑内にある閑院宮邸跡にフジバカマを見に行った後、烏丸通を西に渡り護王神社に参拝しました。
護王神社も、藤袴祭の会場となっており、境内にプランターに植わったフジバカマが並びます。
イノシシとフジバカマ
護王神社には、地下鉄の丸太町駅から北に約5分歩くと到着します。
烏丸通の歩道から護王神社を眺めると、少しイチョウが黄緑色になっていました。
あと1ヶ月ほどするとイチョウは黄色くなりますよ。
護王神社の神門の前に到着。
七五三まいりの案内が出ていますね。
この時期は、どこの神社でも七五三まいりで訪れる参拝者の姿を見かけます。
これも秋の風物詩の一つであります。
神門をくぐった先には拝殿が建っています。
晴れていると拝殿がきれいに見えますね。
神門の北側の手水舎には、ミニイノシシがたくさん並んでいますよ。
護王神社に参拝した際は、このミニイノシシも見ておきたいですね。
こちらは、狛猪。
その昔、祭神の和気清麻呂が九州に赴く途中、イノシシが道案内をしたと伝えられていることから、護王神社では猪を霊猪として崇めています。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
足腰の神さまとして崇敬されているので、これからも元気に京都を散策できるよう祈願しておきます。
さて、お目当てのフジバカマですが、拝殿の北側に建つ聖鳳殿の前に並んでいます。
聖鳳殿には、毎年、干支の大絵馬がかかっており、こちらも護王神社の見どころの一つであります。
今年は辰年なので、大絵馬には龍が描かれています。
11月下旬頃に来年の大絵馬と交代するので、辰年の大絵馬を見られるのは残り1ヶ月ほどとなりました。
護王神社のフジバカマは、他の会場と比較すると花がたくさん咲いており見ごろを迎えていました。
ふわふわの綿のような花は派手さはないものの、秋のしみじみとした情緒を感じさせます。
藤袴祭で並ぶフジバカマは、すべて原種のフジバカマです。
外来のフジバカマは、花が赤みを帯びているのですが、原種のフジバカマは白っぽい色をしています。
絶滅危惧種となっているフジバカマが、京都で見つかり、今では秋の藤袴祭でたくさん見られるようになりました。
藤袴祭では、スタンプラリーも開催されており、私も護王神社で集印帳を手に入れスタンプを押しました。
スタンプラリーのチェックポイントは20ヶ所で、15ヶ所以上のスタンプを集めると参加賞がもらえます。
さらに20ヶ所すべてのスタンプを集めると、毎日先着で20名に特別賞がプレゼントされます。
私は、15ヶ所のスタンプを集めることができなかったので、参加賞はもらえませんでした。
霊猪手水舎に行くと、2体のイノシシがいました。
以前は、上の写真の右側の石造りのイノシシしかいなかったのですが、いつの間にか左側にも木彫りのイノシシが立つようになっていました。
木彫りのイノシシは、なんか監視しているように見えますね。
そろそろ護王神社から出ることに。
この日は、普段より多くの参拝者が訪れていましたよ。
この後は、福長神社にフジバカマを見に行きます。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。