9月19日に京都市左京区の本妙寺に萩を見に行った後、平安神宮に参拝しました。
毎年、この日は平安神宮の神苑が無料公開されます。
6月のハナショウブがきれいな時期にも神苑の無料公開が行われ、多くの参拝者が訪れますが、9月の無料公開はそれほど混雑しません。
落ち着いて神苑を散策するなら、9月の方がおすすめですね。
萩は少なめ
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
大鳥居をくぐり、岡崎公園にやって来ると、何やら催しが行われていました。
京都餃子お肉大作戦というイベントのようです。
その名からも連想できるように餃子とお肉を中心としたお店が22店舗出店しています。
期間は、9月19日から23日までです。
入場は無料ですが、チケットは700円で、どのお店でも使えます。
平安神宮の応天門に向かって、餃子とお肉のおいしそうな香りが漂っていましたよ。
応天門をくぐり境内に入ります。
大極殿は現在工事中。
でも、上がってお参りはできますよ。
それでは、大極殿から本殿にお参りをしましょう。
平安神宮では、2025年12月29日まで、普段は入ることがでいない御垣内の公開が行われています。
拝観料は2,000円で、絵馬、記念縁起札、神苑拝観料付きとなっています。
本殿にお参りを済ませた後は、大極殿の西側にある神苑の入口へ。
平安神宮の神苑は、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つから構成されており、最初に向かうのは南神苑です。
9月も半分が過ぎましたが、この日は最高気温が36度や37度の予報で、とても暑かったです。
南神苑の木々も、まだ真夏の緑色です。
それでも、ススキの穂が伸びており、秋の景色も見られるようになってきました。
萩も咲いていましたが、花数が少なめですね。
南神苑の萩は6月から咲いています。
そろそろ終わりが近いのか、それとも猛暑の影響で花の咲き具合が悪いのかどちらでしょうか。
南神苑の一番南側に置かれた京都電気鉄道電車。
この京都電気鉄道電車を保存するため、平安神宮ではクラウドファンディングを実施しています。
電車は、現在の南神苑から応天門の西側に移動し、覆屋の新築と周辺通路の整備も行われるそうです。
必要金額は2億1,400万円で、その一部にクラウドファンディングの資金が使われます。
支援募集期間は、2024年7月25日から10月23日までで、第一目標金額は5千万円とのこと。
池には、木々の緑が映り込んでいます。
こちらもまだまだ夏の景色が残っていますね。
池のほとりで咲くシオン。
以前は、シオンの近くでフジバカマも咲いていたのですが、今年は見られませんでした。
真っ白いふわふわのワタがありました。
ワタは、こんな感じで枝に付くんですね。
水の流れと萩の花。
この萩は、そろそろ終わりが近いように見えます。
もっと多くの萩が咲いているのを期待したのですが、今年は花数が少なめでした。
この後は、西神苑に向かいます。