7月31日に知恩院に参拝した後、京都市左京区の大蓮寺(だいれんじ)に参拝しました。
大蓮寺は、それほど大きなお寺ではないのですが、夏になると境内一面をハスが覆いつくします。
ハスが見ごろの時期でも人が少なく、知る人ぞ知るハスの名所であります。
たくさんのハスに混ざって咲く妙蓮
大蓮寺には、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から北東に約7分歩くと到着します。
大蓮寺の山門前にやってきました。
時刻は午後1時を回っています。
ハスの花は、午前中に開き、午後に閉じるので、できることなら午前中に訪れたかったのですが。
山門をくぐって境内へ。
いつもながら、ハスの葉がびっしりと境内を覆っていますね。
やはり、午後なので閉じたハスが目立ちます。
それでは、本堂にお参りをしましょう。
本尊として祀られている阿弥陀さまは、安産のご利益を授けてくれることで有名ですよ。
本堂から見るハス。
ハスの葉の上にとんがった花がぽつぽつと見られます。
花が開いていれば、もっときれいだったでしょうね。
時期的にも、ハスは、そろそろ終盤に差し掛かっているようで、シャワーヘッドだけになってしまったハスも目立ち始めていました。
この日、花が開いていたのは、菊花粉(きくかふん)だけでした。
花びらが開ききっているので、そろそろ終わりが近そうです。
少しだけ花びらが開いているのは大洒錦(たいせいきん)です。
白色にピンク色の絞りが入っているのが特徴的ですね。
山門の近くに植えられているのは妙連(みょうれん)。
花びらが千枚以上になるという珍しいハスです。
花が2つ咲いているようだったので、100年に1度しか咲かない双頭蓮(そうとうれん)かと思ったのですが違いました。
やはり、双頭蓮はそうそう見られませんね。
ちなみに以前に東本願寺で双頭蓮を見たことがあります。
妙連のアップ。
中心の紫色が果実のように見えます。
思わずかぶりつきたくなりますね。
妙連の向こうには、しおれかけているハスの花。
連日、猛暑日が続いているので、ハスの花も元気がなさそうですね。
大蓮寺のハスは、7月31日でも、まだ多くの花が残っていました。
ハスの見ごろは、長ければ8月10日頃まで続くかもしれませんね。
この後は、檀王法林寺にサルスベリを見に行きます。
なお、大蓮寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。