サツキが終わりに近づく知恩院・2024年

5月末に京都市東山区の円山公園にサツキを見に行った後、北隣に建つ知恩院に参拝しました。

知恩院もこの時期にはサツキが咲き、初夏らしい風景を見ることができます。

ただ、円山公園のサツキが終わりに近づいていたので、知恩院のサツキも見ごろが終盤に入っていそうです。

三門の周囲で咲くサツキ

知恩院には、地下鉄の東山駅から南東に約8分歩くと到着します。

京阪電車だと祇園四条駅から北東に徒歩約8分です。

今回は、円山公園の東端から知恩院に入ります。

知恩院の南東角には、大きな釣鐘がぶら下がった鐘楼が建っています。

大鐘楼

大鐘楼

いつもながら、知恩院の釣鐘は大迫力であります。

大鐘楼から石段を下りていきます。

先ほどまで雨が降っていたためか、カエデの青葉がしっとりとして見えます。

石段と青葉

石段と青葉

石段を下った先にある池。

池

池の周囲の緑もしっとりとしていますね。

夏になれば、池でハスが咲きますよ。

境内の中央に建つ大きな御影堂(みえいどう)。

御影堂

御影堂

知恩院は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられるだけあって、どの建物も豪壮であります。

それでは、御影堂にお参りをしましょう。

中に入ることもできますが、今回は外からお参りしました。

御影堂から南西に歩き、女坂にやって来ました。

女坂と女坂を下った先にある三門の周囲に多く植えられています。

女坂のサツキは、やはり、見ごろが終盤に入っていました。

女坂のサツキ

女坂のサツキ

それでも、ピンク色のサツキは、たくさんの花を咲かせ、まだきれいな姿を保っていましたよ。

ピンク色のサツキ

ピンク色のサツキ

女坂を下って三門付近にやって来ました。

白色のサツキと三門

白色のサツキと三門

こちらでは、白色のサツキが3分の1くらい咲いていました。

純白の花で埋め尽くされた光景を見たいものですが、見ごろの最盛期でも、そこまでは花が咲くかはわかりません。

三門の裏側は、赤色と白色のサツキが交互に植えられています。

三門裏のサツキ

三門裏のサツキ

白色のサツキは、花数が少なめですが、赤色のサツキはまだ十分に楽しめるだけの花が残っていました。

三門の表から石段を下ります。

三門前のサツキは、割と多くの花を咲かせていましたよ。

三門前のサツキ

三門前のサツキ

知恩院のサツキは、あまり咲いていないのではないかと思っていたのですが、予想に反して見ごろを保っているものが多かったです。

とは言え、全体的には、サツキの見ごろは終盤に入っています。

三門下の入り口付近では、薄いピンク色のサツキも咲いていました。

入り口のサツキ

入り口のサツキ

サツキは赤色や濃いピンク色のものをよく見かけますが、薄いピンク色の花も可憐できれいですね。

5月末で知恩院のサツキは、見ごろの終盤に入っていました。

サツキは、6月9日頃までは咲いていそうですが、できるだけ早くに見に行った方が良いでしょう。

この後は、八坂神社に参拝します。

なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

宿泊


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