4月29日に京都市左京区の最勝院に新緑を見に行った後、北に約5分歩き、永観堂を訪れました。
永観堂は、紅葉の永観堂と称されるほど、秋の紅葉が美しく、この時期は大勢の旅行者や観光客で大混雑します。
でも、紅葉以外の季節だと、参拝者の数が少なく落ち着いてお参りできますね。
さて、初夏の永観堂では、参道でツツジがきれいに咲きます。
今回は、そのツツジを見るために永観堂に向かいました。
満開のツツジ
永観堂には、市バス停「南禅寺・永観堂道」から東に約3分歩くと到着します。
総門をくぐって参道に入ります。
紅葉の時期は、参道が人でごった返しているのですが、今の時期は閑散としたものです。
ゴールデンウィークでも、人が少なめなので、意外と穴場ですよ。
ツツジは、参道の北側に植えられています。
赤色のツツジが満開ですね。
ピンク色のツツジの方がたくさん咲いているでしょうか。
並んで咲く赤色とピンク色のツツジ。
少し花が落ちていますが、見ごろの最盛期のようです。
薄いピンク色のツツジが可憐であります。
ツツジは、真っ赤なものや白色のものなど、様々な色がありますが、薄いピンク色のツツジは、桜のような色をしていて特に美しく感じますね。
駐車場でもツツジが咲いていました。
こちらは、まだ半分くらいしか咲いていなかったので、これからもっと華やかになりそうです。
新緑もきれい
紅葉の名所である永観堂は、初夏の新緑もきれいです。
今回は、庭園を拝観しませんでしたが、総門から南門へと通じている「わらべの小径」の両脇の新緑を見て歩きました。
新緑が、透き通るような美しい黄緑色の姿を見せてくれました。
わらべの小径では、コデマリも白色の花をたくさん咲かせていましたよ。
新緑に混ざって咲くコデマリは、よく目立っていました。
わらべの小径沿いから見える池と新緑も見事でした。
周囲の黄緑色が池に映り込んでいるのもきれいです。
新緑の時期の永観堂も、一度は見ておきたいですね。
南門から外に出ます。
永観堂の南側には、東山中学・高校があり、その校舎では鯉のぼりが吊るされていました。
どれくらい泳いでいるのかわからないほどたくさんの鯉のぼり。
毎年5月5日のこどもの日が近づくと、東山中学・高校では、鯉のぼりが見られますよ。
永観堂の参道のツツジは、5月6日までは見ごろを保っていると思います。
長ければ5月中旬までツツジを楽しめるでしょう。
なお、永観堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。