11月上旬。
京都市伏見区の淀水路を訪れました。
淀水路は、3月に河津桜がきれいに咲くことで知られており、その頃に多くの旅行者や観光客の方が訪れます。
でも、その他の季節に淀水路を訪れる人はほとんどいません。
11月は、河津桜の並木が紅葉した景色を見られるので、意外とおすすめの時期なんですけどね。
夕焼けと河津桜の並木
淀水路には、京阪電車の淀駅から南に約5分歩くと到着します。
淀水路の西の端にやって来ました。
時刻は、午後4時頃。
11月になると、日が沈むのが早く、この時間帯でも空が茜色になってきています。
水路沿いの河津桜の並木は、葉が黄色からオレンジ色に変わっていました。
夕日を受けると、河津桜のオレンジ色がより濃く見えますね。
ランタナもたくさん咲いていました。
水路沿いを東に向かって歩いていきます。
夕方に無人の遊歩道を歩いていると、秋のもの悲しさを感じられます。
河津桜の中には、葉を半分以上散らしているものもありました。
残っている葉は、全てオレンジ色。
晩秋らしい光景ですが、この日の最高気温は25度を超えたので暖かかったです。
もう少し寒い方が、秋らしさを感じられるのですが。
橋の上から、夕日を浴びた河津桜の並木を眺めます。
逆光で見た方が、オレンジ色がより鮮やかに見えますね。
水路脇の落ち葉にも、秋の深まりを感じます。
今度は、東向きに淀水路の河津桜を眺めます。
この辺りは、日陰だったため、薄暗い写真になってしまいました。
公園の河津桜は、ほとんどの葉がオレンジ色です。
葉の数も、少しずつ減っているのがわかります。
さらに東に歩き、道路を超えて、しばらく水路沿いを歩きます。
太陽が沈んでいくのに合わせて、景色も薄暗くなっていきます。
再び道路に戻って来ました。
西向きに眺める夕焼けの淀水路は、秋の情緒があふれていましたよ。
淀水路の河津桜は、これからもっと紅葉していきそうです。
ただ、桜の葉は、カエデよりも散り始めるのが早いので、11月15日頃には、河津桜の葉が散っているかもしれません。
淀水路に河津桜の紅葉を見に行くなら、できるだけ早い方が良いでしょう。