10月13日に寺町通周辺のフジバカマを見た後、京都市左京区の平安神宮に参拝しました。
平安神宮は、平安遷都1200年を記念して創建されました。
京都市内では比較的新しい神社なのですが、その名から平安時代から続ているように思う方もいるかもしれませんね。
日暮れ時の境内
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
時刻は、午後4時30分頃。
応天門の前は、すっかり日陰となっていますね。
夏の午後7時くらいの薄暗さです。
応天門は、すでに閉ざされていたので、脇にある通用口から境内に入ります。
境内も、木や建物の影が長く伸び、秋のもの悲しい景色となっていました。
参拝者も少なくなっており、これからお参りをする人より出ていこうとする人の方が多くなっています。
それでは、大極殿に上がって本殿にお参りをしましょう。
大極殿から境内の西側を眺めます。
朱色の柱が夕日に照らされ、より鮮やかに見えますね。
大極殿の右前に植えられている左近の桜は、上の方の葉が赤く色づき始めていました。
10月に入って京都は一気に気温が下がってきたためか、紅葉の進みが早くなっているように見えます。
境内の東側に建つ蒼龍楼。
その前に立っているライトは、夜に行われるプロジェクションマッピングに使用するものです。
神楽殿も西日を浴びて、秋の夕方らしい姿を見せてくれました。
平安神宮の社殿は、宮廷を思わすような外観をしており、それが平安時代の風景を想像させます。
かつての内裏も、秋の夕方はこのような感じだったのでしょうか。
口を開いた蒼龍にも、秋のもの悲しさを感じさせられます。
閉ざされた応天門。
振り返ると、空は来た時よりもさらに薄暗くなっていました。
また、境内も無人に近い状態となり、人の声も減ってきていましたよ。
この後、平安神宮ではライトアップが行われました。
その様子は、以下の記事で紹介していますので、ご覧になってください。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。