10月13日に京都市上京区の廬山寺にフジバカマを見に行った後、寺町通周辺を歩きました。
藤袴祭の期間は、寺町通やその周辺の歩道にもフジバカマが並びます。
ただ歩いているだけでも、原種のフジバカマを見られるのがありがたいですね。
夕日に照らされたフジバカマ
廬山寺から寺町通を南に向かって歩いていきます。
道路に面した古風な民家の前にフジバカマが植わったプランターがひっそりと置かれていますね。
さらに寺町通を南下し、京都市歴史資料館の前にやって来ました。
ここには、入り口付近に10個ほどのプランターが整然と置かれています。
綿のようなフジバカマの花。
以前は、フジバカマを見ることはあまりなかったのですが、藤袴祭を開催している源氏藤袴会の尽力もあって、今では秋になると当たり前のようにフジバカマを見られるようになっています。
原種のフジバカマは、準絶滅危惧種ですから、数を増やしていくのは大変だったでしょうね。
同志社大学の創立者の新島襄の旧邸である新島会館にもフジバカマが並んでいます。
洋風の門の前に日本の秋の七草であるフジバカマが置かれているのは、ちょっと不思議な光景であります。
まさに和と洋の融合です。
寺町丸太町の交差点にやって来ました。
広い交差点が西日に照らされ茜色になっています。
交差点の脇のフジバカマも日が当たっている花は、少し赤みを帯びていました。
交差点から丸太町通を東に2分ほど歩き、御所東小学校の校門前にやって来ました。
ここにも、多くのフジバカマが並んでいますね。
フジバカマだけでなく、菊やその他の秋の花も咲き、校門前は華やかになっていました。
河原町丸太町の交差点の歩道にも、フジバカマが並び、信号待ちの間に見ている人もいましたよ。
藤袴祭では、他に高瀬川一之船入やハリストス正教会などにもフジバカマが並べられていました。
来年以降も、秋に藤袴祭が開催されるのを楽しみに待ちましょう。
この後は、平安神宮に参拝します。