10月13日に京都市上京区の護王神社にフジバカマを見に行った後、京都御苑を東に歩き、梨木神社(なしのきじんじゃ)に参拝しました。
梨木神社も、境内でフジバカマを見られます。
見ごろを迎えたフジバカマ
梨木神社には、地下鉄の今出川駅から南東に約7分歩くと到着します。
鳥居の前にやってきた時には、時刻は午後4時近くになっていました。
鳥居の上の方は西日に照らされていましたが、参道は全体的に薄暗くなり始めています。
つい最近まで日が長かったのですが、10月になると太陽が沈むのが随分と早く感じます。
参道では、まだ萩がたくさん咲いていました。
今年の京都は、萩の開花が遅めだったので、10月中旬でも見ごろを保っているところがありました。
足元には、紅白の萩の花。
参道をまっすぐ進み、神門の前にやって来ました。
この付近には、カエデが多く植えられていますが、まだほとんど紅葉していません。
梨木神社の紅葉は遅めなので、11月末頃にきれいな紅葉を見られます。
神門をくぐった先に拝殿が建っています。
拝殿の周囲の萩もまだきれいに咲いていました。
拝殿の後ろも、萩がいっぱい。
それでは、萩に囲まれながら本殿にお参りをしましょう。
祭神として祀られている三条実万(さんじょうさねつむ)は、江戸時代後期の公卿で今天神と称されました。
頭が良くなるように祈願しておきましょう。
さて、フジバカマですが、拝殿の西側に多く植わっています。
藤袴祭の会場では、フジバカマが植わったプランターが並べられているのですが、梨木神社では、フジバカマが地面に植わっています。
そのためか、フジバカマが、のびのびとしているように見えました。
また、花も、他の会場よりもふわふわしているように見えます。
フジバカマ越しに見る神門。
夕暮れが迫ってきた秋の境内は、もの悲しさを感じます。
再び参道に戻ります。
午後4時ともなると、参道は無人ですね。
萩は、まだ小さな花をたくさん咲かせていましたが、寂しい風景であります。
梨木神社のフジバカマは、11月に入っても見られるでしょうか。
紅葉とフジバカマを一緒に見たいものですが、その時までフジバカマが咲いているかはわかりません。
この後は、廬山寺にフジバカマを見に行きます。
なお、梨木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。