迎称寺で咲き始めた萩・2022年

9月上旬に京都市左京区の真如堂に萩を見に行った後、その北にある迎称寺(こうしょうじ)にも萩を見に行きました。

迎称寺は、崩れかけそうな土塀沿いに多くの萩が植えられています。

普段は、誰も訪れることがないお寺ですが、初秋の萩が咲く頃は、ちらほらと観光客の方の姿を見かけます。

咲き始めて間もない萩

迎称寺には、市バス停「錦林車庫前」から西に約8分歩くと到着します。

迎称寺の山門の前にやって来ました。

山門

山門

いつもながら、お寺には人の気配が感じられません。

山門の前には、「洛東九番 萩の霊場 迎称寺」と刻まれた石柱が立っており、ここが萩の名所であることがわかります。

洛東九番 萩の霊場 迎称寺

洛東九番 萩の霊場 迎称寺

土塀沿いに植えられている萩は、まだ花数が少なく、これからといった感じですね。

土塀沿いの萩

土塀沿いの萩

まだ夏の陽気が残る京都ですから、本格的に萩が見ごろになるのは、9月下旬になりそうです。

それでも、緑色の葉に混ざって、赤色の花が咲き始めていました。

赤色の萩

赤色の萩

こちらは、白色の萩。

白色の萩

白色の萩

白色の花の方が、やや大きく見えます。

そして、よく目立ちます。

山門から東に進むと境内への入り口があります。

入り口

入り口

木々の緑に包まれた境内には、ひっそりとお堂が建っています。

本堂

本堂

それでは、お参りをしましょう。

迎称寺は時宗のお寺で、本尊として阿弥陀如来を祀っています。

情報が少なく、詳しいことはよくわかりませんが、昔から萩の名所として人々に親しまれてきたようです。

参道わきには、細い竹がたくさん植えられており、道路と境内を分けるための壁のような役割を果たしています。

参道の竹

参道の竹

再び、山門付近に戻ってきました。

萩と山門

萩と山門

この日は、萩を見に来ているのは私だけで、とても静かでした。

さすがに9月上旬だと、萩を見るには早いので、迎称寺を訪れる人はいなかったです。

真如堂にも人がほとんどいなかったですから、まだ京都を訪れる旅行者や観光客の方は増えていないようです。

もう少し涼しくなると、京都旅行で訪れる人の姿が増えてくることでしょう。

迎称寺の萩は、9月20日以降に見ごろになりそうです。

初秋の京都観光の際は、迎称寺にも萩を見に行ってはいかがでしょうか。

宿泊