7月下旬。
京都市東山区の知恩院にハスを見に行った後、北に約10分歩き、左京区の平安神宮に参拝しました。
平安神宮では、8月31日まで七夕風鈴まつりが開催されています。
今年、初めての開催となる七夕風鈴まつりでは、大極殿の西側の回廊に約1,000個の風鈴が吊るされ、涼しげな音色を楽しむことができます。
風にそよぐ風鈴と短冊
平安神宮には、地下鉄の東山駅から北東に約10分歩くと到着します。
三条通から神宮道を北にまっすぐ歩いていくと、平安神宮の大鳥居が見えてきます。
いつ見ても、巨大であります。
大鳥居をくぐり、さらに北に進むと応天門が建っています。
応天門の先には、広大な境内。
この日は晴天で、奥に見える大極殿の緑色の屋根が青空に溶け込んでいましたよ。
大極殿に上り、本殿に向かってお参りをした後、風鈴が吊るされた回廊に向かいます。
風鈴が吊るされているのは、北西角の神苑の入り口から大極殿の西の端までです。
L字型の回廊を風鈴を見ながら歩きます。
風鈴には、参拝者が願い事を書いた短冊も吊るされています。
そよ風が吹くと、風鈴がリンリンとなり、短冊もひらひらと揺れます。
風鈴には、いろんな装飾が施されており、色も、赤色、黄色、緑色など様々あります。
風がとまると、風鈴も鳴りやみます。
しばらくして、また風が吹き始めると、風鈴が勢いよく鳴り始めます。
京都のお寺や神社では、夏に風鈴が吊るされていることがありますが、平安神宮のようにたくさんの風鈴が吊るされているところは少ないです。
風鈴の向こうには、来るときにくぐった応天門が見えます。
この景色は、夏の京都の神社らしさを感じますね。
回廊の角から境内を斜めに眺めます。
青空と白砂が、まるでビーチのようで、夏の暑さが、さらにきつくなったように感じさせます。
それでも、時折吹くそよ風が鳴らす風鈴の音色を聞いていると、暑さが和らぐようでしたよ。
夏の平安神宮は、参拝者がほとんどおらず閑散としていました。
風鈴が吊るされた回廊も、順番を待つほどは人がいませんでした。
8月31日までに京都に観光や旅行で訪れる際は、ぜひ、平安神宮の七夕風鈴まつりも見に来てください。
なお、平安神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。